■セロリ

セロリ』は香り豊かなセロリで、高血圧・高脂血症・糖尿病などのさまざまな生活習慣病を予防します。


■セロリの食効

独特の香り成分が血栓を防ぎ、血流を改善

セロリは、ニンジン、パセリなどと同じセリ科の植物。地中海原産で古代ギリシア、ローマ時代から整腸剤、 強壮剤として用に栽培されてきました。現在野菜として食べられているセロリは、その原種を改良したものです。 一方、漢方では、降圧、鎮静、健胃、利尿、浄血、神経を和らげる作用もあるとされています。

このように、さまざまな効能があるセロリですが、独特の香りがあることから、苦手とする人も多いようです。 しかし、この香りの成分こそ、セロリの効能が詰まっているのです。 高血圧、高脂血症、糖尿病などの病気が増えている今日の日本人には、セロリは、もっと積極的に食べられてよい野菜と言えます。

生活習慣病をもたらす最大の原因を一つ上げるならば、それはドロドロに粘った血液、セロリには、血液をサラサラにして、 血行を良くする優れた作用があります。心筋梗塞や脳梗塞といった病気は、血管内に血栓が詰まることで引き起こされます。 セロリの香り成分であるピラジンには、この血栓を作りづらくする作用があります。 ピラジンは青背魚に含まれているEPAのいわば植物版。 セリ科の植物に特に多く含有されており、中でもセロリは、最も強い抗血栓作用を持っています。 また、近年、血圧を上げる原因の一つに、精神的なストレスが大きく関与していると指摘されています。 精神的な負荷がかかると、血中にストレスホルモンが分泌されて血管を収縮させるため、血圧が上昇してしまうのです。 セロリには、このストレスホルモンの血中濃度を下げる働きがあることが確認されています。

セロリが豊富に含む食物繊維は、腸内の余分なコレステロールや有害物質などを速やかに体外へ排出させると同時に、 糖分の吸収速度を緩やかにするので、食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。 すなわち、インスリンの分泌が無理なく行われるようになるのでセロリの常食は、糖尿病の予防にもつながるというわけです。