卵油(卵黄油)

健康維持のために、まず考えたいのがバランスのとれた栄養補給。 『卵油(卵黄油)』は細胞の基礎成分となるレシチン、コリンなどのリン脂質のほか、オレイン酸などの不飽和脂肪酸、 ビタミンE、リノール酸、DHA、EPAなどさまざまな栄養素がバランスよく豊富に含まれています。 卵油(卵黄油)は、血の巡りを整える働きがあることから若々しさを保ち、あらゆる悩みの根本解決をする健康食品として、 小さいお子様からお年寄りまで世代を超えて愛用されています。


■卵油(卵黄油)

伝統的健康食品!

『卵油(卵黄油)』は、卵の黄身だけを真っ黒になるまで炒り続けて、 ほんのわずかにじみ出てくる貴重なエキスです。 何百年も伝承されてきた民間健康食で、今もその伝統にやどる大きな力を発揮し続けています。

卵油(卵黄油)の紀元は平安時代とも奈良時代ともいわれ、定かではありませんが、 古くから民間療法として語り継がれてきました。中国、明の時代の「本草綱目」 (1596年頃刊行された中国や日本の伝統的な薬物学、和漢薬を記した書物)に卵油(卵黄油)の記載があり、 長い歴史をもっています。 江戸時代には、第11代将軍の徳川家斉が大奥に伝わる秘薬「卵の精(=卵油(卵黄油))」を飲んで55人もの子宝に恵まれた、 という文献が残っています。また、我が国初の養生・療養・介護・助産の書「病家須知(びょうかすち)」 (1832年天保3年)にも、卵油(卵黄油)の利用法が記されています。

大正14年に刊行された「家庭に於ける実際的看護の秘訣」(通称赤本)に、 医学博士による卵油(卵黄油)の臨床実験結果が掲載され、広く知れ渡るようになりました。 その赤本には、卵油(卵黄油)とその製法が紹介されています。 しかし当時は、卵油(卵黄油)の原料となる卵はお見舞いに使われていたほど高価で貴重なもの。 あるご老人から聞いた話では、卵油(卵黄油)一升と家一軒が同じ価値であったとか。 それでも、その貴重な卵を使って家族の健康のために卵油(卵黄油)を作って飲ませ、 その体験や作り方は脈々と受け継がれてきました。

戦後、アメリカ文化の流入に伴い、古いものは全て迷信とかたづけられ、 東洋医学一般などと共に卵油(卵黄油)を作る人も次第にいなくなり、人々の記憶からも消えかけていました。   しかし、伝統的な古き良きものを見直す動きの中、西洋医学一辺倒だった風潮が改められ、 鍼灸などの東洋医学と共に民間療法のひとつであった卵油(卵黄油)にも多くの関心が寄せられるようになり、 そのすばらしさが再確認されるようになりました。


●卵油(卵黄油)に含まれている成分

レシチン
「レシチン」には、血液中のコレステロールを溶けやすくして、コレステロールが血管壁に沈着するのを防ぎ、 脂質代謝を活発にするという「乳化作用」があり、その結果コレステロールを下げて脂肪代謝を促進します。

カルシウム
「カルシウム」は、骨の形成にとって必要不可欠な成分で、骨粗鬆症予防対策のためには、カルシウムの摂取は必須です。 特に妊娠中の女性は通常の約2倍の量を摂取する必要があります。 また、不足するとイライラを引き起こすことがあります。

リノレン酸
α-リノレン酸系の脂肪酸は、細胞膜を作る働きがあり、肌や網膜、脳や神経組織、 子宮や精子に重要な役割を果たしています。 また、細胞膜に取り込まれ、必要に応じて局所ホルモンになります。 さらに、α-リノレン酸は、脂肪の燃焼を促す一連の代謝作用に関係し、 尚且つ筋肉量を増やし基礎代謝カロリーを 引き上げます。

DHA
「DHA」は、脳の血流をよくしたり脳の神経細胞膜の柔軟性を高めたりして、 脳の働きを活発にします。 さらに、最近ではDHAが認知症(ボケ)の改善にも効果を発揮することが明らかになりました。

▼オレイン酸
オレイン酸は、善玉コレステロールを下げずに、この悪玉コレステロールだけを下げる成分として、近年、注目されています。

▼リノール酸
「リノール酸」は、体内でアラキドン酸に変化し、さらにプロスタグランジンやトロンボキサンと呼ばれる ホルモン様物質に変化します。これらは少量では重要なホルモン作用を営みますが、多量に生成されると、 血小板を固まりやすくしたり、血管を収縮させたり、炎症を起こしたりすることが明らかで、 多量の摂取は避けなければなりません。

ビタミンE
「ビタミンE」は、血行を促進したり、ホルモンバランスを整えたり、 老化予防、不妊などに効果があるとされているビタミンです。 特に、活性酸素を撃退する強力な抗酸化力を持つ健康ホルモンとして、脚光を浴びています。

▼必須アミノ酸各種
内臓や筋肉、皮膚などのあらゆる組織を構成するたんぱく質の元となる成分です。


■卵油(卵黄油)関連製品

『にんにく卵黄』
「にんにく卵黄」は、すりおろしたにんにくと卵の黄身を煮詰めて作る粒状の食べ物のことで、 体を元気にする「にんにく」の優れた成分が、「卵黄」の完全食品成分と結合し、 さらにそれを加熱によって凝固させることにより、長期間に渡ってそのはたらきを保持することが可能になります。 また「にんにく」特有のにおいの面でも、「にんにく」のにおい成分が「卵黄」のタンパク質と結合すると、 においが抑えられる働きがあるうえに、栄養的にもより消化吸収されやすい有用な成分に変化します。 「にんにく卵黄」はそれぞれの素材「にんにく」と「卵黄」の性質を巧みに組み合わせ、 しかも健康に役立つように考え出された、とても有用な民間の伝統食です。