アトピー性皮膚炎によい入浴関連製品

アトピー性皮膚炎によいとされている(薬用)入浴剤、石鹸、シャワーヘッド、木酢液等の入浴関連製品をご紹介します。

■アトピー性皮膚炎

入浴剤、シャンプー、整髪料などを見直してみては?

『アトピー性皮膚炎』は皮膚で起こるアレルギー反応です。
アレルギーとは、体の中に異物が侵入した時に起きる過敏な反応のことで、免疫系統の故障ともいえます。 まず、体内にアレルゲン(花粉などの異物)が入ったことを察知した人間のリンパ組織が、 タンパク質の一種であるIgE抗体を生み出します。 これが体内に入ったアレルゲンを捕まえると、ヒスタミンという科学伝達物質を放出し、 このヒスタミンが体の各部所に回ってアレルギー症状を引き起こしてしまいます。

アトピー性皮膚炎の根本的な原因に関しては諸説あります。
その一つの原因に、我々の生活環境が昔に比べて清潔になり、免疫細胞が反応しなくてもよいものに 反応するようになってしまったことだというものがあります。 これを防ぐには、小さい頃からなるべく外の細菌などに触れる機会を増やしてあげることが有効とされています。

シャンプーや入浴剤、整髪料はアトピーの大きな要因となっていることが考えられます。
アトピー性皮膚炎のお子さんは、シャンプーの泡がちょこっと付いただけでも悪化してしまいます。 皆さんもアトピー性皮膚炎だと言われている方や、お子さんがアトピー性皮膚炎であるなら、 お父さんお母さんは一度家の中のシャンプーや入浴剤、化粧品、整髪料を見直してみてください。 多少なりとも関係している場合があるものです。


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●アトピー性皮膚炎の方の入浴のポイント

刺激を感じるような入浴剤は避ける

「アトピー性皮膚炎」の方は、まず入浴で皮膚を清潔に保ち、皮膚に水分を与えます。 症状の強いときは、1日に2回の入浴かシャワーが理想的ですが、 それが無理な場合でも、1日1回は欠かさないようにします。

汗や汚れが皮膚に長時間とどまると、湿疹を悪化させてしまうので、きちんと洗うことが大切です。 体を洗うときには、強くこすらないように注意してください。石鹸をよく泡立てて、手のひらで優しく 洗うようにしましょう。ただし、アトピー性皮膚炎にとって、 洗浄力の強い石鹸やシャンプーは、刺激が強すぎるので使用は避けます。 石鹸やシャンプーを使うのは1日1回までにし、よくすすぐことも大切です。 熱すぎるお湯や、刺激を感じるような入浴剤は、かゆみを増す原因になるので避けましょう。

また、入浴後5分以内に保湿剤を塗るようにしましょう。