尿漏れ対策『お尻キュット体操』施術談1

施術談①歩くたびに生じた尿漏れや会陰部のほてりがお尻キュットで軽快し、オムツも手放せた。
施術談②お尻キュットを4ヶ月続けたら、重い荷物を持ったときに現れた粗相をした感覚がほぼ完治。


■施術談

以下は某クリニックの院長による施術談です。


●施術談①オムツを手放せて自信を取り戻せた

北乃きいさん(仮名・81歳)は、5年前から、歩行時に尿失禁を起こすようになりました。 尿意がないのに歩くと尿が漏れてしまうため、オムツを着用しなければならなくなったとのこと。 婦人科を受診した北乃さんは過活動膀胱と診断され、治療薬を処方されました。 しかし、歩行時の尿漏れは全くなかったといいます。困り果てた北乃さんは、何かいい治療法はないかと、 1年前に当院を訪れました。

画像検査の結果、北乃さんには、腰椎の脊柱管に狭窄症が認められました。しかも、会陰部にほてりがあると訴えたため、 脊柱管狭窄症で馬尾が圧迫されている可能性がありました。 そこで「お尻キュット」を指導し、朝・昼・夕と夜寝る前に、毎日4セット行ってもらったのです。 すると、歩行中の尿失禁の頻度が日を追うごとに減っていき、8ヶ月後には尿漏れがほとんど起こらなくなりました。 おかげで、オムツをはかなくてもよくなったのです。また会陰部のほてりもだいぶ和らいだと報告してくれました。 オムツを卒業して、自信を取り戻せたと北乃さんはとても喜んでいます。


●施術談②粗相をした感覚が徐々に減った

石田純一さん(仮名・72歳)が肛門の違和感に悩むようになったのは、今から3年前。 肛門のジリジリ感のほか、農作業で重い荷物を持ったとき、実際には粗相をしていないのに肛門が湿っている感じがして、 慌てて下着を確認することが度々あったそうです。気になって整形外科を受診したところ、腰部脊柱管狭窄症と診断されました。 一時は手術を検討したものの、しばらく薬で様子を見ることになった石田さん。 しかし、肛門のジリジリ感や粗相のある感じが治まることはありませんでした。

途方に暮れていた石田さんは、知人の勧めで1年前に当院を訪れました。そこで私は、お尻キュットを朝・昼・夕・就寝時の 1日4セット毎日行うように指導したのです。その後、毎日お尻キュットを行った石田さんは、日に日に粗相のある感覚の 頻度が減っていくことを実感。4ヶ月後には、農作業で重いものを持っても、粗相のある感じがまったく起こらないと 喜んでくれたのです。さらに、半年がたった頃には、肛門のジリジリ感が大幅に和らぎました。 肛門に意識を集中させると、少しジリジリした感覚があるものの、農作業をしている間は全然気にならないそうです。 肛門の感覚異常を改善できてよかったと、石田さんは胸をなでおろしています。