心室細動予防に『魚採オードブル』
胸痛や胸の圧迫に苦しむ狭心症も突然死型不整脈の心室細動も退ける心臓若返り食No.1『魚採オードブル』。 狭心症を招く硬く狭まった血管を広げ、動脈硬化を撃退する画期的な新食事療法。
■狭心症
●血管の痙攣で起こる狭心症もある
心臓は、私たちが寝ている間も拍動を休みなく繰り返して、全身にくまなく血液を送っている重要な臓器。
その心臓に酸素や栄養を運んでいるのが、心臓の表面を取り囲む冠動脈という血管です。
この冠動脈の一部が狭くなり、血液が流れにくくなるのが狭心症です。
血液が低下するために、心臓の筋肉が酸素不足に陥り、胸から背中・肩にかけての痛みや胸の圧迫感、
時には奥歯が痛むといった症状(発作)が現れます。
ところで、ひとくちに狭心症といっても、原因や症状の違いによって、いくつかのタイプがあります。
まず、症状の現れ方の違いで「労作性狭心症」と「安静時狭心症」
の2つに分けることができます。労作性狭心症の「労作性」とは、体を動かしているときという意味で、
いつもより激しく働いたときに発作が起こるのが特徴です。
体を動かすと筋肉などの組織に酸素が必要になるため、心臓は活発に動いて全身に血液を送り込みます。
ところが、労作性狭心症の人は、冠動脈が動脈硬化を起こしているため、血管の内部が狭くなって血流が悪化し、
心臓に十分な酸素を送りにくくなっています。そのため、運動などで心臓に負担がかかると胸痛などの発作が起こるのです。
一方、「安静時狭心症」は、冠動脈が急に痙攣することで起こります。
冠動脈が痙攣すると、一時的に血管が狭まって血流が滞り、心筋に酸素が届かなくなって胸痛などが現れます。
睡眠中の夜中や早朝など、体をほとんど動かしていない時にも発作がよく起こるため、安静時狭心症といわれています。
安静時狭心症の場合、動脈硬化は直接的な原因ではないと考えられていますが、高脂血症や糖尿病、高血圧など、
動脈硬化を進行させる病気の患者さんに多いことから動脈硬化が何らかの原因になっていることは間違いないでしょう。
●心筋梗塞の恐れもある不安定狭心症
次に、狭心症を命に関わるかどうかといった危険性で分類すると、「不安定狭心症」と 「安定狭心症」に分けることができます。 不安定狭心症は、動脈硬化が進行し、心筋梗塞にも移行しやすい極めて危険な狭心症です。 動脈硬化が進行すると、血液中の余分なコレステロールが冠動脈の血管の壁に入り込んでたまり、 アテロームという粥状のふくらみ(粥腫)を形成します。そして、徐々に血管の内側が狭くなっていきます。 このアテロームの表面は、破れやすくなっていたり、既に破れていたりする場合があります。 アテロームの表面が破れると、それを修復するために血小板が集まって血栓を作ります。 この血栓によって血管が狭くなって血液の流れが途絶えると、心筋が壊死して心筋梗塞を招く恐れがあるのです。 これに対して、アテロームの表面がしっかり覆われて破れにくくなっていたり、発作の周期が安定していたりする場合は、 安定狭心症と呼ばれています。安定狭心症の場合は、心筋梗塞に移行する危険性は高くありません。 動脈硬化を悪化させない対策は十分に摂った方がいいでしょう。
●炭水化物の摂り過ぎは動脈硬化の早道
ところで、こうした動脈硬化を悪化させる主な原因は、食生活にあります。 例えば、動物性の肉中心の食事を摂っていれば血液中のコレステロールに異常が起こり、 動脈硬化を悪化させるLDL(悪玉)コレステロールが血液中に増加します。 また、炭水化物を摂り過ぎて食後の血糖値が急上昇すると、血管がダメージを受けて動脈硬化が悪化することもわかっています。
このように動脈硬化の進行をストップさせるには、食生活の改善が欠かせません。
ではどのような食事がよいのでしょうか?
そこでお勧めしたいのが、『魚採オードブル』です。
野菜(食物繊維)や魚(魚油)を中心とした簡単な食事法で、心臓や血管を若々しく保つのにうってつけです。
そのやり方や効果については、下記項目で紹介します。