■動脈硬化予防に「アマニ」

心臓病や脳卒中のリスクを低減する

前記のような特徴により、 動脈硬化を抑えるアマニの効果を示唆する研究結果が、世界各国で続々と報告されています。 例えば、欧米で行なわれた複数の臨床試験では、アマニ粉末を1日に大さじ2~6杯ずつ4週間摂った結果、 総コレステロール値は6~9%、悪玉(LDL)コレステロール値は実に9~18%下がったという報告があります。 また、15人の肥満した男女に1日20g(大さじ1杯半)のアマニ油を4週間摂ってもらった試験の結果、 血管の柔軟性の指針である動脈の膨張度が有意に改善されたことも報告されています。 さらに、アマニ油を1日に大さじ2杯弱摂ったら、血小板を凝集させて血栓をつくるトロンボキサンAという物質の 血液中の濃度が、約30%減少したという試験結果もあります。 そのほか、α-リノレン酸を日常的に摂取していると心臓病の発症が減少し、 血液中のα-リノレン酸の濃度が高いほど脳卒中のリスクが少なくなるというデータもあります。

これらの研究結果を受け、米国厚生省(HSS)は、「ヘルシーピープル2000」という活動の中で、 アマニを機能性食品として推奨しています。 同じく米国癌協会も「癌撲滅のために注目すべき食品」にアマニを収載しています。 米国食品医薬局(FDA)も「アマニに多く含まれるα-リノレン酸をはじめとする 【n-3系の脂肪酸】は心臓病のリスクを低減する」という表示を認めています。


●心筋梗塞を増やす悪玉脂肪酸も皆無

アマニ油は、今、健康への影響が問題視されている「トランス脂肪酸」が含まれていないという点でも、 安心できる食用油といえます。トランス脂肪酸は、植物油の賞味期限を長くしたり、液体の植物油を固形にしたり するために水素添加したときに生じる有害な脂肪酸で、分子構造がプラスチックに似ていることから 「プラスチック油」とも呼ばれます。 トランス脂肪酸を摂ると、動脈硬化や心臓病の危険性が高まるため、欧米で問題になっているのです。 実際に、約8万人を対象にした米国の調査では、1日の摂取カロリーに占めるトランス脂肪酸の比率が2.8%を超える人は、 1.3%の人より、心筋梗塞になる危険が3~4割も高いという報告もあります。 そのため、ニューヨーク市は市内の飲食店に対し、トランス脂肪酸を多く含む油脂の使用を禁止する措置を講じました。

したがって、首や心臓の動脈硬化を抑えるためには、このトランス脂肪酸やリノール酸の多い油脂の摂取をできるだけ抑えること がまず大切です。そのうえで、α-リノレン酸の豊富なアマニをしっかり摂っていれば、 怖い脳梗塞心筋梗塞を招くリスクを大きく低減できると考えられます。


■関連製品

▼関連サイト
『亜麻仁油関連製品』

▼日本ダグラスラボラトリーズ

『フラックスシードオイル(亜麻仁油)』

ダグラスラボラトリーズの亜麻仁油は、米国産の無農薬栽培(USDA米国農務省認定)の亜麻を厳選して使用し、 独自の低温製法により、成分の活性が維持された高品質なサプリメントです。 亜麻仁油の成分は、直射日光や加熱に弱く、酸化しやすい為、製造の過程で成分の活性が失われやすく大変デリケートです。 そのためダグラスラボラトリーズは、人の体温程度の華氏96度(35.6℃)以下の低温で、搾油機により圧迫抽出し、 熱、光および酸素による劣化を最大限抑えて製造しています。

亜麻仁油は空気に触れると酸化してしまうため、アメリカではビン入りのタイプはあまり人気がありません。 亜麻仁油の成分が酸化から守られているサプリメントタイプがおすすめです。 また、ソフトジェルカプセルで飲みやすく、1粒当たり約27円と経済的です。15歳以上の方からお飲み頂けるので、 ご家族の皆さまで長く続けられます。 お飲みになる方の食事内容やご用途によって、1~9粒の間で調整してお飲み頂けます。

亜麻仁油はそのままの油としても販売され、「脂質を多く摂りがちな方に」人気がありますが、 亜麻仁油の成分は水溶性で熱に弱いため、油の状態ではドレッシングやそのまま飲む方法での摂取となります。 しかし、ドレッシングや、飲む方法での摂取は継続するのが大変です。 手軽に毎日続けるなら、サプリメントがおススメです♪