高血圧対処術「モーツァルト」体験談

190ミリ近くの高血圧が『モーツァルト』で120ミリに降下! 血圧の安定には、副交感神経が優位になることが大切です。そのために重要なのが睡眠です。 モーツァルトの音楽はその一助になります。寝ている間にも聴覚は働いています。 モーツァルトの音楽を聴くのは、寝る前だけでもいいのですが、流しながら寝ると、より安眠効果が得られます。


■余計なことを悩まずすぐに眠ってしまう

福岡県 大竹しのぶ(仮名:71歳)

私は以前から健康診断を受けると、血圧が高めだったものの、降圧剤は特に飲む必要がない程度でした。 その血圧がいきなり上がり始めたのは、不眠症に陥ってからです。 不眠症になったのは、たしか60歳前後のことだったと思います。 当時、私は仕事や家庭の悩みをいろいろと抱えており、夜布団に入っても、くよくよと考えてしまう日々が続いていました。 そのせいで、すっかり寝つきが悪くなり、朝方まで眠れなくなったのです。 眠れない日の翌朝は、目覚めると冷や汗が出てくることがよくありました。 さらに吐き気や下痢にも襲われるようになり、とても苦しかったのです。 不眠症になってからというもの、血圧は上がる一方でした。 ろくに眠れなかったある日の朝、くらくらとめまいがするので、血圧を測ってみたところ、最大血圧が188ミリ、 最小血圧が110ミリもありました。あわてて病院に行き、診察をしてもらいました。 それ以来、降圧剤を飲むようになったのです。 ところが、薬を毎日飲んでいても、血圧は思うようには下がりませんでした。 血圧が高いせいか、ひどい肩こりや頭重感、脱力感、メニエール病のようなふらつきも起こるようになり、 体調が悪くて仕方なかったのです。

そんな折、たまたま購入した『壮快』で、モーツァルトの音楽が健康にいいという特集を読みました。 なんでも、モーツァルトの音楽には、高周波音がたくさん含まれており、それを聴くと脳の神経を鎮めることができるとのこと。 不眠症にも効くかもしれないと思った私は、早速、付録のモーツァルトのCDを聴いてみました。 とても美しいメロディーで、確かに高周波音が多く感じられます。 そして、聴いているうちに、とても心地よくなって、すっかりリラックスした気分になるのを実感したのです。 そこで私は、CDプレーヤーを枕元に置き、モーツァルトの音楽を流しながら寝てみることにしました。 すると、神経が音楽に集中できるせいか、あれこれと余計なことを悩まなくて済みました。 そして、モーツァルトを聴き始めて、すぐに眠りに落ちてしまったのです。