「白菜と牡蠣の鍋」体験談

冬ならではの食材である白菜牡蠣は、ぜひ愛食お勧めです。 共通しているのは、どちらも血糖値を下げる貴重なミネラルが豊富であること。 特に食品の栄養価は旬に充実しますから、毎日のメニューに応用すれば、楽々美味しく高血糖を脱出する決めて食となります。


■体験談①

Aさん(女性・63歳)

●白菜を食べると直後に血糖降下!血糖値300が98になり薬が減少

煮るとカサが増えてたくさん食べられる

Aさんが初めて糖尿病と診断されたのは、いまから12~13年前のことです。 当時の血糖値は正常範囲をやや上回る145程度。糖尿病に関する知識がなかったAさんは、それほどショックを受けず、 医師のアドバイスに従い、食事制限を行いました。 とはいえ、検査は3ヶ月に1度なので、その間、何を食べればどう数値が変わるのか、自分の体では全く判断することができません。 そうこうしているうちに、血糖値は300、ヘモグロビンA1cは7.0まで上昇。 医師から厳重注意を受け、処方される薬はより強くなり、量も増えてしまったのです。 「このままではいけない」と痛感したAさんは、血糖値測定器を購入し、 真剣に糖尿病対策に乗り出しました。そこで、Aさんの救世主となったのが、白菜です。 ご親戚から大量に送られてきて、毎日食べるようになったのがきっかけでした。 Aさんの食生活は、ご家族と同じメニューで、量を減らし、白米は一切食べないというスタイル。 おかずだけでお腹をいっぱいにするようにしていましたが、どうしても足りないと感じることがあったそうです。
そんな時に、油揚げと一緒に薄めの味付けで白菜を炊いたものを、丼よりやや小さめのお椀に入れて食べるようにしたのです。 Aさんによれば、白菜を食べた後すぐに血糖値を測ると、平均して20~30単位程度、数値が下がるというのです。


●薬の量も減って効果に大満足

また、一時は間食も止めていたAさんですが、ストレスがたまり、長く続けられなかったといいます。 そこで、間食で甘いものを摂った後に、白菜を食べて、血糖値の上昇を抑えるという生活をスタートさせました。 Aさんは、一時期、食後に必ず血糖値を測っており、何を食べると血糖値に変化があるのか、予想がつくといいます。 そこで、血糖値が上がりそうだな、と思った時に白菜を食べることにしたのです。 そうすることで、未然に血糖値の上昇を防ぐようにしました。 こうして白菜を上手に活用することで、この二年間ほど、Aさんさんの血糖値は正常域で安定。 朝の血糖値が98、ヘモグロビンが5.8ということもたびたびあるそうです。 薬は弱いものに変わり、服用する量も減りました。外食の不安もなく、ピザなどボリュームのあるものも食べられますと、 喜び溢れるAさんです。


■体験談②

Bさん(女性・74歳)

●白菜鍋でヘモグロビンA1c大改善!医師も「通院の必要なし」

医師からは病院に来なくてもいいと

Bさんの以前の仕事は調理師。ホテルや医大の研修室で調理をしていました。 それなら、自分のふだんの食事も栄養バランスが取れていて病気にもそうかからないと思われますが、 調理の仕事中は作っては味見を繰り返します。そして、三年前の健康診断で糖尿病と診断されてしまったのです。 それでも血糖値は、160と驚くほど高いわけではなかったので、しばらくは病院から処方される薬だけで様子を見ることにしました。

しかし、一年ほど続けてみても、血糖値はよくならず、ヘモグロビンA1cも7.0まで上がり、結局インスリンを打つように なってしまったのです。最初は全くなかった自覚症状も、この頃には足の先がピリピリし悪化しているのだとBさんは感じました。 そこで、薬だけでなく自分でも食事に気を配るようにしたのです。そこで注目したのが白菜。 Bさんは、調理師ですので、食材の栄養や効果は知識として頭に入っています。 血糖値の上昇を抑えるには食物繊維。白菜は、繊維質が豊富ですが、カロリーがほかの野菜に比べてとても低いのです。 また、豆腐も血糖値を上げにくく低カロリー。この2つを入れ、他にも生のタラなど体に良いものを加え、 鍋にしてよく食べました。それを中心に、医師のアドバイスを受けながら、食事制限を続けていったのです。

その努力の甲斐もあり、Bさんの体重は10kg減。血糖値も98まで下がり、ヘモグロビンA1cは6.3まで下降。 今では自覚症状の足のピリピリ感も消えました。 毎月一度検査を受けに行っているのですが、現在は医師から「もう病院に来なくていいんじゃない」と言われています。 また、白菜の効果はそれだけではないようです。肌が白くきれいになったのです。 病気のような青白い白さではなく、健康的な色白。 関節の痛みや高血圧などの心配もなく、最近では糖尿病も改善されていますので、体はいたって丈夫とBさんは胸を張っています。


■体験談③

Cさん(女性・51歳)

●牡蠣を1日4個食べたら、血糖値300が99に改善!

医者もあきれた血糖値300!

Cさんは牡蠣が大好き。「牡蠣が食べたい」と無性に思うことがしばしばあるほどです。 持病である糖尿病について調べていた時、どうして自分がそんなに牡蠣が好きなのか、もしかしてこれが理由なのではないか と思い当たるふしがあったそうです。糖尿病の気があり、定期的に血糖値を測ってもらっていたCさんですが、 4年ほど前に300という結果が出ました。血糖値の正常範囲は100前後であったと記憶していたので、 これが非常に高い数値だということはすぐわかりました。医師もこの数値を見てあきれていたということです。 それからCさんは入院することになりました。出される病院の食事はカロリー制限されたもので、量も少なく味気ないものばかり。

しかしこれを参考に、退院した後も一念発起して、家での食生活を改めました。 お茶碗一杯大盛りでよそっていたご飯も、茶碗にすり切りいっぱいに減らしました。 また、Cさんはお酒も好きで、350mlのビールをよく飲んでいました。 そのビールを飲んだ直後は尿の泡立ちがあったり、ふだんから喉がよく乾く方だったので、 もしかした血糖値が関わっていたのかもしれません。 さて、Cさんが糖尿病の食事療法について調べていると「三価クロム」というものに出会いました。 三価クロムとは糖の代謝のために必要なミネラルの一つらしいということを知ったCさんは、これを摂取するようにすれば、 糖尿病が軽減されるかもしれないと考えました。


●牡蠣が好きな理由は、ミネラルを求めていたから?

そんな三価クロムが含まれる食品に牡蠣があります。牡蠣には三価クロムのほかにも 亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。 もしかして、Cさんが以前から牡蠣を好んで食べていたのは、「体に足りない成分を補う食べ物」 ということを知っていたからでしょうか。この考えが妙にしっくりときたのです。 早速牡蠣を買ってきて日持ちさせるために佃煮にし、Cさんは、1日4個を毎日食べました。 これを三か月半ほど続けたところ、驚くことに血糖値が100を切って99になりました。 もちろん、食事制限もきちんとやっていたからというのも大きいですが、100を切ることができたのは牡蠣のミネラルを摂取したおかげ だろう。この結果から、糖尿病はミネラル欠乏症とも言えるのでは、とCさんは推測したのです。 佃煮のほかにも牡蠣の鍋料理なども食べています。今年も牡蠣の時期が来てからは毎日食べており、 今年は牡蠣が高いので以前よりも一つ減らして三個ずつにしているとのこと。 経済的に余裕のある人は、もっと多く食べてもよいと思いますとはCさんの弁です。 牡蠣のおいしい季節には、血糖値が気になるという方は試してみる価値がありそうです。