耳鳴り・難聴・耳閉感・めまい対策に「快聴耳つまみ」②

快聴つまみは1回2分行えばよく、原因不明のひどい耳鳴りも治まり、熟睡できる人が続出。


■揉み返しがなく、安心してできる

快聴つまみ(正式には整膚という)は、手の親指と人差し指を使って、弱い力で耳や耳の周りを軽くつまんで、 ゆっくり戻す動作を繰り返す簡単な施術法です。強い力は必要なく、また、揉み返しなどの副作用の心配もないため、 誰にでも簡単に安心してできます。では、快聴つまみのやり方を具体的に説明しましょう。

①耳たぶの後ろをつまむ
耳たぶの後方にある骨のでっぱりの下部分(少しへこんでいるところ)の皮膚を、左写真のように親指と人差し指で軽く 10回つまみ上げて、ゆっくり戻します。この時、親指と人差し指でつまみあげている山の形の頂上がとがった三角形にならずに、 丸い形になるようにしてください。2秒かけて軽くつまみ、また2秒かけてゆっくりと戻すリズムを心掛けましょう。

②人差し指を耳の穴に入れて引っ張る
人差し指の第一関節の半分くらいを耳の穴に入れ、親指で耳の後ろを挟むようにして5回、軽く引っ張り、ゆっくりと戻します。 これも①と同じリズムでしてください。

③耳の前側の3ヶ所をつまむ
耳の前側の耳たぶの高さにある皮膚を3回、軽くつまんでゆっくり戻します。 次にその上の耳の穴の高さにある皮膚を同様に3回行います。 最後にその上1cmくらいの皮膚を同様に3回行います。 以上の一連の動作を①と同じリズムでゆっくり行います。

④耳のとがっている部分を三方向に引っ張る
耳(耳介)のとがっている頂点辺りを親指と人差し指でつまみ、後方斜め上に3回、軽く引っ張りゆっくり戻します。 次に、耳の穴の高さにある部分を水平に3回、軽く引っ張ったらゆっくり戻します。 最後に、耳たぶを後方斜め下に3回、軽く引っ張りゆっくり戻します。

以上①~④を1セット(約2分)として、1日3セットくらいを目安として行うといいでしょう。 大切なのは、少しの時間でもいいので、毎日根気よく続けることです。 耳鳴り・難聴・耳閉感・めまいに悩んでいる人は耳に軽く触れられただけでも、痛みを訴えることが少なくありません。 これは、冷えやストレス、睡眠不足などにより、耳の周囲や内耳の毛細血管の血流が悪化した状態が続いた結果、 耳自体が柔軟性を失っているためです。しかし、快聴つまみを毎日続ければ、まるで荒れて硬くなった畑が耕されて 柔らかくなっていくように、耳が少しずつ柔軟性を取り戻していきます。 そうなれば、内耳やその周囲の血流もリンパ液の流れも徐々に良くなってくると考えられます。 実際に快聴耳つまみを行うと、1分も経たないうちに、耳や頭部がポカポカと温かくなってくるのを感じるでしょう。 こうした快聴つまみの血流アップ効果により、耳鳴りが治まって熟睡できるようになったと喜ぶ人がたくさんいます。


●シミやシワが薄れる人もいる

また、耳の不調が改善するにしたがって、耳とつながっている目や鼻の調子がよくなったり、顔全体の肌ツヤもよくなって シミやシワが薄れたと実感したりする人も多いものです。 快聴つまみは、名古屋を中心とした中部地域のほか全国各地で多くの人が学んだり、施術をしたりしています。 そして、複数の医療機関(主に内科)でも治療に取り入れられ始めており、内科医による整膚の書籍の出版も予定されています。 世界各国でも普及が進み、その効果が評判を呼んでいます。