コエンザイムQ10(ビタミンQ)の効果・効能・作用

コエンザイムQ10』は、もともと人間の体内にあり、体のエネルギーを生み出す上で欠かせない物質のひとつで、 心肺機能を高める、老化を防止する、生活習慣病を予防するなどの効果があるとされ、 体のエネルギー生産を高め元気が湧いてくると、米国のサプリメント販売ランキング上位の健康素材です。 しかしながら、コエンザイムQ10は、20代をピークに減り始め、病気やストレスなどによってもその量は急速に減少してしまいます。 不足した状態が続くと、各機能の働きが低下し、次第に活力が失われ、体をさびつかせる原因に。 いつまでも元気とキレイを保ちたい!そんな方は日頃からコエンザイムQ10を積極的に補給しましょう。


コエンザイムQ10(ビタミンQ)の効果・効能・作用

■コエンザイムQ10(ビタミンQ)とは?

強力な抗酸化作用を持つ

『コエンザイムQ10』は、補酵素Q10、ユビキノンなどとも呼ばれ、 非常に強い抗酸化作用(老化防止作用)を持ち、 人体のエネルギー生産に欠かせない物質として近年その重要性がクローズアップされてきています。 例えば、臨床試験では、心臓病患者の75%はコエンザイムQ10が不足しており、 そのうちの70%がコエンザイムQ10の投与によって症状が改善したとの報告があり、 心肺機能を増進させることが確認されています。 また、水泳のゴールドメダリストのイアン・ソープ選手を筆頭に、海外のオリンピック選手が こぞって摂取していることが証明しているように、コエンザイムQ10は心肺能力を高めて、 運動能力をアップしたり、エクササイズやダイエットの効果を高めるともされています。 さらに、コエンザイムQ10が強力な抗酸化作用を持つことから、アンチエイジング効果が期待でき、 コエンザイムQ10を摂ることによって老化を遅らせることが大ブームとなっています。

しかし、コエンザイムQ10は、20歳を過ぎたころから体内生産量が徐々に減ってきて、 40歳を超えるとほとんど分泌されなくなるので、 体調維持効果を得るためには1日最低30mgを摂取することが望まれます。   コエンザイムQ10は、米国のオリンピック級の運動選手などは300mgを毎日飲んでいるが悪影響は出ていないそうです。


■コエンザイムQ10の作用

ミトコンドリアを活性化する

コエンザイムQ10の最も優れた作用は細胞内のミトコンドリアに対するものだといわれています。 ミトコンドリアは細胞内のエネルギー生産工場ともいわれる重要な器官で、 コエンザイムQ10はこのミトコンドリアを活性化する作用を持っています。 ミトコンドリアは心臓をはじめとする重要臓器の細胞に数多く存在しています(1個の細胞内に約200〜4,000個)。 体内のコエンザイムQ10は20歳をピークとして加齢とともに減少し、中年では不足すると考えられています。 老化した細胞や疾患のある心臓では、コエンザイムQ10がかなり不足していることからも、 50歳を過ぎてから心臓病にかかりやすいのはコエンザイムQ10が減っていること関係していることがわかります。

また、高脂血症薬にはコレステロール合成の初期反応を阻害する働きがあるものがあるため、 同じ反応から作られるコエンザイムQ10の生成を阻害する場合が考えられます。 そのために体内のコエンザイムQ10が不足し、疲れやすくなることが報告されています。 このような場合にはサプリメントでのコエンザイムQ10の補給が望ましいと言われています(医師に相談した上で)。


■コエンザイムQ10の摂り方

1日60〜100mgが摂取推奨量

コエンザイムQ10は私たちが日常口にしている食品にも含まれています。 例えば、動物性食品では牛や豚のレバー。イワシやサバ、サンマなどの青背の魚、ウナギなどに含まれています。 豆類では大豆、野菜類ではホウレンソウやブロッコリー、ジャガイモなどに比較的多く含まれています。

とはいえ、日常の食品からコエンザイムQ10を十分に摂るには限界があります。 100mgのコエンザイムQ10を食品から補おうとすれば、牛肉で4.5kg、ブロッコリーで1.4kg、イワシで20匹を食べる 必要があります。こうした量を毎日食べるのは、難しいといえるでしょう。 そこで最近では、コエンザイムQ10を含む粒状の栄養補助食品が市販されているので、そうしたものの利用が すすめられます。こうしたサプリメントはさまざまな種類が出回っており、コエンザイムQ10の含有量も商品によって 異なります。大半のサプリメントは1日あたり2〜3粒摂るのを目安量にしていますが、商品を選ぶ際には、Q10の推奨量、 つまり「1日60〜100mg」が補えるかどうか確認してください。 そのほかにも、コエンザイムQ10のサプリメントをとる際にはいくつか注意点があります。

▼食後30分以内に摂る
コエンザイムQ10は脂溶性(油に溶けやすい性質)なので、体内に効率よく吸収しようとするなら、 食後に腸から分泌される胆汁酸(脂肪の分解を助ける消化液)が必要になります。 できれば、コエンザイムQ10のサプリメントは、食後30分以内に水と一緒に飲むようにしましょう。

▼1日2回に分けて摂る
コエンザイムQ10が体内に吸収され、各臓器や器官まで働くまでには6時間程度かかるといわれています。 したがって、1回でまとめて摂るよりも、2回に分けて摂る方が、コエンザイムQ10の効果を 長時間持続させやすいといえるでしょう。

■関連項目

糖と脂肪の燃焼、基礎代謝量のアップに『コエンザイムQ10』

コエンザイムQ10は、 筋肉のエネルギー消費を促して基礎代謝量をアップさせます。 コエンザイムQ10を3ヶ月補った試験では、体重が平均13%減ったという結果が出ています。

低血圧に『コエンザイムQ10』

「低血圧」の人は、全身に血液を送る心臓内の特効栄養 コエンザイムQ10が不足しています。 コエンザイムQ10をサプリメントで補えば、低血圧の根治も可能です。

不整脈・狭心症対策に『コエンザイムQ10』

不整脈や狭心症は心臓の働きを強める成分『コエンザイムQ10』不足が隠れた原因で、年を取るほど減少。

聴力低下対策・耳鳴り解消に『コエンザイムQ10+αリポ酸』

加齢に伴う難聴には内耳の聴覚細胞の死滅を抑える抗老化栄養に『コエンザイムQ10』が著効です。 さらに、コエンザイムQ10に加えて、抗酸化力を強める栄養『αリポ酸』も補えば、難聴の悪化を防ぐと大学で実証されました。 聴覚神経の衰えが止まり、聴力低下を防ぐと実証され、耳鳴りも消える人多数の抗老化薬には『コエンザイムQ10+αリポ酸』。

食品で脊柱管狭窄症を改善する『コエンザイムQ10』

コエンザイムQ10の主な役割は、細胞の中にあるミトコンドリア(糸球体)という小器官が、 エネルギーを効率よく生み出せるようにすること。筋肉は、極小の細胞(筋細胞)が寄り集まって形成されています。 コエンザイムQ10は、ミトコンドリアがエネルギーを生み出す時に働いてくれます。 したがって、筋肉を増強して脊柱管狭窄症を防ぎ治すためには、コエンザイムQ10を補給するのがいいといえるわけです。