リウマチの改善に『キャッツクロー』

全身にリウマチの痛みを感じる人には、免疫の乱れを正し、激痛も抑える『キャッツクロー』がお勧めです。


■キャッツクローのリウマチに対する効果

古代から薬として使われた貴重な薬草

「リウマチ」は、全身の関節が痛む病気で、 正式には「慢性関節リウマチ」といいます。 この病気は、免疫に乱れが生じて、体中の関節に炎症が起こり、痛みのほかにも腫れなどの症状が現れます。 そこで、リウマチを改善させるには、乱れた免疫を正常化することが重要です。


そうした中で、関節痛の改善に有効なばかりか、免疫の乱れを正す働きが大きいと注目を集めているのが 南米原産のハーブ『キャッツクロー』です。キャッツクローは、アカネ科カギカズラ属の大型ツル植物で、 アマゾン川の源流に当たる高地のジャングルに自生しています。ツルの部分に猫の爪(クロー)ような独自のトゲが あることから、この名で呼ばれています。原産国のペルーでは現地の人たちが、古代インカ帝国の時代から キャッツクローを薬草に用いてきました。彼らはキャッツクローの根や樹皮などを煎じて飲み、 関節痛やリウマチ、糖尿病などの病気の治療に役立ててきたのです。 1970年代以降、キャッツクローの優れた薬理作用が、世界各国の研究によって次々と明らかになっています。 1994年には、WHO(世界保健機関)が、メディカルハーブ(薬用植物)として公式認定を行っています。 今では、キャッツクローは米国で人気ハーブの一つに数えられるほか、ドイツやオーストリアといった欧州の国では、 医薬品として用いられています。


キャッツクローには、6種類のアルカロイドが含まれ、これらが相乗的に効果を発揮して免疫の乱れを正します。 また、抗炎症作用のあるキノビック酸グリコシドや、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールといった成分も 豊富に含まれています。 キャッツクローの関節痛や神経痛に対する効果については、ペルー政府の要請のもと、日本で臨床試験が行われ、 実証されています。そして、リウマチに対する有効性については、米国のリウマチ専門家による臨床試験によって 確かめられています。この試験では、リウマチの治療を受けている数十人の患者を、キャッツクローを飲むグループと プラセボ(偽薬)を飲むグループに分け、痛みや腫れの改善具合を調べました。 その結果、キャッツクローを飲んだグループでは、リウマチによる関節の痛みや腫れが、明らかに改善したのです。