■ジュアールティーの利尿作用と発汗作用
活性酸素の害から腎臓を守る
ジュアールティーを飲めば、利尿作用や発汗作用が高まり、体の水はけが良くなって、 余分な水分や老廃物の排出も促され、さまざまな体調不良の改善に役立つと考えられています。
その秘密は、「抗酸化作用」の強さにあります。 私たちの臓器で、活性酸素の害を特に受けやすいのは、腎臓です。腎臓は、体内の老廃物を取り除き、 水分や塩分の量や血圧などを調節する働きを担っています。そのため、腎臓の働きが低下すると、 尿を作る働きが衰えたり尿の排泄が滞ったりして、水分が体内にたまりやすくなります。 そうなると、肝臓や腎臓にも負担がかかって血流が衰え、全身の新陳代謝も滞ってしまいます。 その結果、顔や足などにむくみが起こり、だるさや疲れ、冷えといった不調を招く原因になってしまうのです。
こうしたことから、ジュアールティーを飲めば活性酸素の害から腎臓を守り、 その働きを助けて利尿作用や発汗作用を高めることが期待できるのです。
●利尿作用の強いテオプロミンが豊富
ジュアールティーの利尿作用が優れているもう一つの理由は、 「テオプロミン」という成分が豊富なことです。 テオプロミンとは、香りや苦味のもとになる成分で、カフェインと構造が似ています。 そのため、その働きもカフェインに似ているのですが、利尿作用に関してはテオプロミンのほうが優れているのです。 テオプロミンは、そもそもチョコレートやココアの原料となるカカオ豆に多く、ふつうは茶葉にはそれ程含まれていません。 しかし最近になって、ジュアールティーに含まれるテオプロミンの量を測定したところ、 その含有量は、紅茶の2倍、緑茶の8倍と、大変豊富であることがわかりました。
ちなみに、テオプロミンには大脳を刺激して集中力・記憶力・思考力を高めたり、手先や足先といった体の末梢部分の 血流を促進したり、自律神経の乱れを正してリラックスさせたりする効果も確認されています。 しかも、カフェインに比べて興奮作用が弱いのも特徴です。 ジュアールティーを飲むと尿の出がぐんぐんと良くなり、むくみ太りや体のだるさ、冷え性といった 悩みが解消する人がたくさんいるのです。そのうえ、利尿作用が高まれば、高い血圧を下げる効果も期待できるでしょう。
以上のように、ジュアールティーは、余分な水分や老廃物、そして活性酸素や過酸化脂質といった 体にたまる毒を減らす理想的なデトックスティー(解毒飲料)なのです。