ストレス度チェック
ストレスが溜まると、原因の判らない心身の不調を引き起こすことがあります。 自覚症状が出た時は重症化している事も多いので早くチェック、解消しましょう。
■ストレスには個人差がある
同種類・同程度のストレスがかかっても、それを受ける大きさは人によって個人差があり、 根が真面目で繊細な人ほどストレスを受けやすく、楽天的な人ほどストレスをあまり感じません。 また、A型行動者と呼ばれるタイプの人は、「競争心が強くいつも時間に追われていると感じ、 絶えず物事を達成する意欲を持つ者」であり、心身活動を高める「ノルエピネフリン」が多く分泌されやすく、 そのため血圧、コレステロール、血清中の脂肪(TG)、脂肪酸が高まります。 こうしたタイプの人は、特に上手に休養をとってストレスを解消することが必要です。 ただし、過労や過度のストレスは有害ですが、適度の活動は心身の健康に必要で、認知症予防の意味からも重要です。
■ストレス度チェック
過度の急性ストレスや慢性的なストレスにさらされると、
体も心も疲れてしまい、原因の判らない心身の不調を引き起こすことがあります。
自覚症状が出た時は重症化している事も多いので早くチェック、解消しましょう。
【次の質問のうち、当てはまると思われる項目に○印を付け、合計数で判定してください。】
- 肩こり、筋肉痛を感じる。
- 疲れやすい。
- 気持ち良く起きられない。
- 寝つきが悪い。
- ちょっとした事で腹が立たりイライラする。
- 汗をかく事が多い。
- 動悸がする。
- 頭がスッキリしない(頭が重い)。
- 腹が張ったり痛んだり、下痢や便秘をすることが多い
- 目眩を感じる。
≪上記質問に対する○の数により下記の判断が出来ます≫
- 0~3個・・・ストレスはほとんど無い(まず問題無いでしょう)
- 4~6個・・・軽度のストレス状態(自分で注意すれば回復)
- 7~10個・・中程度のストレス状態(本格的なストレス状態の始まり)
チェック項目は、すべてストレス状態に陥った時の典型的な症状です。 これらが重症化すると、自律神経失調症と診断されるので、なるべく早く解消するように努めましょう。