「タマネギ氷」体験談1
『タマネギ氷』を食事で摂ったら200ミリ超の血糖値がゆっくり下がって正常化し、体力も回復。
■朝食にみそ汁に入れて摂った
某クリニック院長・医学博士
私のクリニックでは、糖尿病の患者さんに生活習慣の改善とともに、タマネギの常食を勧めています。 実際、患者さんに毎日の食事でタマネギを摂ってもらうと、空腹時血糖値(基準値は110ミリグラム未満、126ミリグラムで糖尿病)、 ヘモグロビンA1c(新基準では6.5%以上で糖尿病)が緩やかですが、確実に低下していくのがわかります。 タマネギの食べ方は、煮る、焼く、炒める、生のままなど多種多様。 一番便利なのは、タマネギ氷をさまざまな料理に使うことでしょう。
タマネギ氷が血糖値を低く安定させる効果は、2012年10月から1日当たり2個(50g程度)のタマネギ氷を食事で摂るようになった 糖尿病の患者さんの空腹時血糖値とヘモグロビンA1cの変化からもわかります。 ここでは、3人の患者さんについてご紹介しましょう。 ちなみに、全員が糖尿病治療薬を服用し、食事療法と運動療法を行っています。
■ヘモグロビンA1cが6%台に改善した
1人目の佐々木晃子さん(仮名・76歳)は重度の糖尿病で、空腹時血糖値は240ミリグラム、ヘモグロビンA1cは9.1%もありました。 このままでは、インスリン注射の使用を検討しなければなりません。 そこで毎朝、朝食のみそ汁に、タマネギ氷を2個入れるように勧めてみました。 すると、1ヶ月後には空腹時血糖値が195ミリグラム、ヘモグロビンA1cが8.4%まで下がったのです。 以前よりも疲れにくくなり、体力も回復したということです。
2人目は、空腹時血糖値が153ミリグラム、ヘモグロビンA1cが6.4%あった松本悦子さん(仮名・70歳)。 松本さんは毎朝、卵かけごはんにタマネギ氷2個を混ぜて食べるようにしているそうです。 タマネギ氷を摂り始めて1ヶ月後には空腹時血糖値が142ミリグラム、ヘモグロビンA1cは6.1%と改善していました。
3人目の中村恵子さん(仮名・64歳)のタマネギ氷を始める前の空腹時血糖値は170~185ミリグラム、ヘモグロビンA1cは7.5%でした。 みそ汁や煮物などにタマネギ氷を入れて1ヵ月間摂ったところ、空腹時血糖値は162ミリグラム、ヘモグロビンA1cは7.0%へと改善。 このまま続ければ、ヘモグロビンA1cが6%台に定着するでしょう。
このように、タマネギ氷は重症の人にも有効で、血糖値がゆっくり確実に下がって安定する効果が患者さんの例からもわかります。