高血糖対策・糖尿病予防に『黒酢・もろみ酢』
『黒酢・もろみ酢』は、弱アルカリ体質を促進し、疲労回復効果をアップする、 肝機能を強化する、血液をサラサラにする、コレステロール値を下げる、 血圧を降下させる、血糖値を低下させるなど、生活習慣病に効果的なほか、 ダイエットや美肌などにも効果があるとされています。
■黒酢・もろみ酢
古くから体によい健康飲料として知られている
「酢」の歴史は古く、昔から健康に良いということがよくいわれています。 中でも、『黒酢』には酢酸以外に「クエン酸・リンゴ酸・コハク酸」などが10%ほど含まれていますし、 一般の米酢と違って、アミノ酸が大量に含まれ、まろやかなうまみが引き出されています。 黒酢に含まれる「クエン酸」は弱アルカリ体質を促進し、疲労回復効果もアップします。 ストレスや疲労などでクエン酸回路の働きが鈍ってくると、ピルビン酸が効率よくエネルギーに換えられず、 残ったものが「乳酸」として体内に蓄積されてしまいます。 そして乳酸をエネルギーに換えられないため疲労となって残っていきます。 クエン酸は、乳酸や余分な脂肪を 燃焼させてエネルギーにするなど体に活力を与え疲労回復効果をアップします。
また、黒酢はその成分として「天然アミノ酸」を豊富に含み、 それによって、肝機能を強化する、血液をサラサラにする、コレステロール値を下げる、 血圧を降下させる、血糖値を低下させるなど、生活習慣病に効果的なほか、 ダイエットや美肌などにも効果があるとされています。 特に女性は閉経後ホルモンのバランスが崩れコレステロール値が急に上がるのでクエン酸が役に立ちます。
「もろみ」とは、黒酢を熟成させている間にかめの底に沈殿物として残る固体の物質で、 液体の黒酢に比べ数十倍ものアミノ酸が含まれています。
■アミノ酸
人体の20%はたんぱく質でできています。たんぱく質は約20種類のアミノ酸の組み合わせでできています。 アミノ酸のうち9種類は体内で作ることができず、体外から摂取しなければらないので「必須アミノ酸」といわれています。 必須アミノ酸の中でもロイシン、イソロイシン、バリンは「BCAA」と呼ばれ、 筋肉の損傷や筋力の低下を防ぎ、運動時に重要な働きをするアミノ酸として注目を集めています。 アミノ酸は人にとって欠かすことのできない大切な栄養素です。 黒酢・もろみ酢には、グルタミンとアスパラギン以外のアミノ酸18種類が豊富に含まれています。
■クエン酸サイクル
黒酢・もろみ酢の主成分である「クエン酸」は、私たちの体の中でどんな働きをするのでしょう?
私たちが食物を体の中に取り入れると、食物に含まれるブドウ糖は水と炭酸ガスに分解されますが、
完全燃焼できなかった場合、体内に「酸性物質」として蓄積されていきます。
この酸性物質が蓄積されると、疲労感や病気の原因を作ってしまいます。
そんな時クエン酸を取り込むと、体内に蓄積された酸性物質と結合し、それをエネルギーに変えてしまうのです。
つまり、クエン酸は体内の酸性物質を減らし、健康な体へと導いてくれる働きをしてくれるのです。
この働きが「クエン酸サイクル」と呼ばれるものです。