ふくらはぎマッサージで血流改善「体験談」

血圧が220ミリに急上昇した母にふくらはぎマッサージをしたら3分で正常化! 親子でふくらはぎマッサージを行うと、絶大な効果を発揮するようです。 子供が親に、親が子にマッサージしてあげると、一人で行うよりも、効果が高まります。 血流の停滞は、思わぬ大病の原因になることもあります。 その予防のためにも、ふくらはぎマッサージを習慣づけましょう。


■体験談 Y・Tさん(東京都・男性・43歳・会社役員)

少しでも血圧を下げておきたい

現在69歳の私の母は、一昨年の9月、昨年の4月と立て続けに脳梗塞を起こし、合わせて1年もの入院生活を強いられました。 2回目の発症時には、左半身が完全に麻痺しました。当初は回復は困難とみられていましたが、 幸い、リハビリにいくつかの代替療法を併用すると回復が促進。 現在は、食事の支度や入浴など、身の回りのことは自分でできるようになっています。 そして、この二度目の入院中に母が取り組んだ代替療法の一つが、「ふくらはぎマッサージ」でした。 突然、血圧が急上昇した際に試したところ、驚くべき効果を発揮したため、続けて実行しています。 きっかけとなったエピソードをご紹介しましょう。

私が病室に付き添っていたある日、看護師さんが来て、血圧測定を行いました。 その数値を見て、動揺したのが看護師さんです。理由を聞くと、最大血圧が220ミリに急上昇しているとのこと (正常値は最大血圧が140ミリ以下、最小血圧が90ミリ以下)。 「すぐに先生を呼んできます」と、看護師さんは大慌てで病室を飛び出していきました。 一方、私が心配したのは薬の投与量が増えることでした。 もちろん、血圧が200ミリを超えれば、医師も薬を増やさざるを得ないでしょう。 「今のうちに、少しでも血圧を下げておきたい・・・・・」
そう考えてひらめいたのが、ふくらはぎマッサージでした。「血圧が高いときにふくらはぎを揉むとよい」という話を、 以前聞いたことがあったのです。半信半疑でしたが、迷っている時間はありません。 私は思いつくと同時に母のふくらはぎに手をやり、盛り上がった筋肉の上や脛の骨の際沿いを、手早く揉みほぐしていました。