血管マッサージで血流改善「体験談」

薬を飲まず腕の血管マッサージで、180ﾐﾘの血圧が130ﾐﾘに！しびれも消えた！

腕の血管マッサージは、東洋医学のあんまのように筋肉を楽にすることで、腕のしびれを改善し、腕に停滞する老廃物を排出しやすくして、再びしびれるのを予防します。また、腕や脚への血管マッサージは、血管拡張神経を刺激して血管を柔軟にし、血流をよくして血圧を下げます。頭痛や倦怠感など、高血圧の人が抱える症状の解消にも有効です。お風呂で、入浴剤を入れてよく温まるようにすると、体の深部が温まって、血液が隅々にまで流れます。血圧が急に上がる寒い季節は、夜はお風呂で体をじっくりと温め、日中は血管マッサージを行ってください。

■両腕をやっても1分で終わる

年を取れば、たいていの人が体のどこかがしびれやすくなるようですが、しびれている状態がいつまでも続くことは憂鬱なものです。私も退職後に運送会社でパートタイムで働くようになって、筋肉痛から腕がしびれて痛くなり、その痛みがいつまでも抜けずにほとほと困っていました。その窮地を救ってくれたのが、雑誌で見つけた『血管マッサージ』でした。何でも、頭や腕、肩や胸、お腹や足などの全身の血管周辺をマッサージすると、さまざまな症状が改善できるとのこと。腕がしびれていた私は、腕の血管マッサージを、毎日続けたのです。

マッサージの方法はとても簡単で、一度で覚えることができました。二の腕から肘までと、肘から手首までを、もう一方の手のひらを皮膚にくっつけてマッサージします。マッサージするときに、腕の骨の周りを強めにほぐすようにします。両腕をやっても1分で終わるという手軽さなので、仕事の合間や帰宅後などに1日に4、5回はやりました。このマッサージをするたびに体がポカポカして気持ちいいこともあり、たびたびやることが苦にならないのです。

■1週間で下がり、1年後も正常値で安定

効果は、ものすごく早く現れました。なんと始めたその日からしびれが軽くなりました。その後も日に日によくなって、1週間後には腕のしびれがすっかりなくなったのです。何か月も続いた腕のしびれがあまりに早く治ったので、すぐにぶり返すのではないかという不安もありました。しかし、あれから1年たった現在まで、腕がしびれることはありません。

さらにうれしいのは、血管マッサージを始めて血圧が下がりました。昔から血圧は、特に問題なかったのですが、なぜか退職後からぐんと上がってしまいました。退職後に受けた健康診断で、前回は140ﾐﾘだった最大血圧が180ﾐﾘに、80ﾐﾘだった最小血圧が90ﾐﾘになっていたのです。病院の先生からは降圧剤を飲むように勧められましたが、副作用などを案じ、薬を飲まずにその後も過ごしました。そのため血圧は高いままで、そのせいで全身がだるく、頭がボーッとすることがよくありました。

ところが、血管マッサージを始めて1週間後、いつもと違い、頭がボーッとしません。もしやと血圧を測ってみたところ、180あった最大血圧が130ﾐﾘに下がり、最小血圧も80ﾐﾘに下がっていました。以後も、血管マッサージを続けながら、夕方に定期的に血圧を測っています。寝不足だったり、無理をして疲れがたまった時でも、血圧が上がることはありません。 1年たった現在、最大血圧が130～140ﾐﾘ、最小血圧が80～85ﾐﾘと正常値内で安定しています。こうして血圧が安定したことで、重かった肩や首が軽くなりました。また気分も前向きになり、人当たりがよくなったと思います。心身ともに健やかでいられるのも、血管マッサージのおかげだと思っています。最近では、血液をサラサラに保つために、トマトを温めて食べるようにしています。体のために新しいことを始めても、血管マッサージだけは一生続けていくつもりです。