血管マッサージで血流改善

薬なしで血流促進!!
血管マッサージで180ミリの高血圧が130ミリに降下!!
体の深いところまで刺激が届き体温上昇!!
一般に、高血圧が続くと、圧力により血管壁に障害が起こり、壁が硬くなって血液が流れにくくなります。 また、年齢とともに血管が細くなって弾力が失われるために、高血圧になるリスクが高くなります。 血管マッサージは、その硬くて細くなった血管に、最も手軽で効果的な刺激を与えることで、 末梢血管の血流をよくして血行を改善し、血圧を下げます。 さらに、血管マッサージの気持ちいい刺激は、心身の緊張をほぐし、体の深いところまで刺激が届くために体温が上がり、 血液が隅々まで流れやすくなります。こうした二次的な作用も、血圧の安定につながります。


■血管マッサージ

以下の文章は某健康雑誌より転載させていただきました。

●日本を代表する病理学者が考案

『血管マッサージ』は、日本を代表する病理学者で、2009年に92歳で亡くなられた妹尾佐知丸先生が、 病理学(病気の原因と経過を研究する学問)を基に考案された、医療効果の高いマッサージです。 私は、このマッサージを今から14、5年前に友人を介して知り、その後妹尾先生にお会いして直接お話を伺いました。 その際に「薬を用いず、軽い刺激で血液循環を改善する」という理論に感銘し、 以後、病院での治療にマッサージを取り入れるようになったのです。 榊原温泉病院では、温泉療法と併用して、このマッサージをリウマチや脳梗塞後のリハビリに取り入れています。 これまでに、手足の麻痺や顔面麻痺の改善に役立ててきました。

一方で、血圧が高い患者さんや動脈硬化の患者さんにも、積極的に勧めてきました。 高血圧以外にも、血管マッサージは、糖尿病、脳梗塞、神経痛、膠原病、痛風、かすみ目、耳鳴りなど 幅広い症状の改善に役立ちます。さらに、肌の老化など美容面での効果もありました。 その中で最も改善例の多いのが高血圧です。 高血圧に効く血管マッサージのやり方は、腕または足を手のひら全体でつかむようにして、手のひらを密着させます。 その状態で筋肉と骨、または筋肉と筋肉をグイグイと動かして血管に刺激を与えることが重要です。 血管マッサージで刺激する腕と足には大動脈(血液循環の元となる太い動脈)が通り、 そこから網目状に小動脈(末梢の細い動脈)が通っています。 小動脈は全身の骨と筋肉、筋肉と筋肉の間を走っているので、血管マッサージで骨や筋肉を動かすことは 小動脈を刺激していることになります。つまり、体の外から血管を揉むことが簡単にできるわけです。 こうして小動脈が刺激されると、血液を心臓から動脈に流す作用をコントロールする血管拡張神経がが反応し、血管が拡張します。 その結果、血行が良くなり、血圧が下がります。