糖尿病対策に「肉食ダイエット」

糖尿病が劇的改善して薬不要!
高血圧・肥満も退散!
専門医推奨の『肉食ダイエット』が大評判!!
お菓子もお酒もOK!
肉・卵・チーズをたっぷり食べて満腹!

■肉・卵・チーズは三種の神器

(以下は某クリニックの医師の談話です)
当クリニックでは5年ほど前より、生活習慣病や肥満の対策として、「肉食ダイエット」という食事療法を患者さんに指導しています。 やり方はいたって簡単で、炭水化物を控え、 動物性タンパク質の「肉・卵・チーズ(三種の神器と呼んでいます)」でお腹を満たすこと、 よく噛んで食べること、この二つを守るだけです。 炭水化物を控える、という意味では、近年急速に認知されている「糖質制限食」と似ていますが、 あくまでも「動物性タンパク質を積極的に摂ること」を第一義とした食事療法です。

私が医師として働く沖縄では、過去、豚肉とラードの消費量が日本一で、そして寿命は世界一でした。 しかし年々消費量は減り、今では全国15位。では、その結果、肥満や糖尿病患者が減ったかといえば、むしろ増えています。 また、果物の摂取量は全国最小、野菜の摂取量も下から三番目にも関わらず、脳梗塞の死亡者数は全国最小、 脳卒中や癌の患者数も全国最小です。 日本全体を見回しても、食の欧米化(動物性タンパク質の摂取)が進んだ高度成長期以降、ぐんぐんと寿命が伸びています。 これらのデータから考えられることは、沖縄県民の元気の源、さらに日本人の長寿の秘訣は、 肉食を筆頭とした動物性タンパク質の十分な摂取にある、ということでしょう。 実際、下記の栄養比較でも一目瞭然ですが、肉や卵が豊富な栄養を含んでいるにも関わらず、白米の栄養は大変貧相。 いうなれば、米食は栄養失調の状態に陥っているのです。
では、今回のテーマである糖尿病について、肉食ダイエットの観点から解説しましょう。



  米・精白米(水稲) 豚・大賀が主・肩・脂身付き・ 鶏卵・全卵(ゆで)
エネルギー(kcal) 534 324 227
炭水化物(g) 115.7 0.3 0.5
βカロテン当量(ug) 0 0 24
ビタミンA(ugRE) 0 8 210
ビタミンD(ug) 0.0 0.3 2.7
ビタミンE(mg) 0.2 0.5 1.5
ビタミンK(ug) 0 2 18
ビタミンB1(mg) 0.12 0.99 0.09
ビタミンB2(mg) 0.03 0.35 0.60
ビタミンB6(mg) 0.18 0.48 0.11
ビタミンB12(mg) 0.0 0.6 1.4
ビタミンC 0 3 0

■動物性タンパク質で膵臓の働きを強化

炭水化物(糖質)を摂取すると、膵臓から大量ののインスリンが分泌されます。 さらに、炭水化物をメインとした食生活を繰り返していると、膵臓の疲労が慢性化して、インスリンの分泌能力が限界に。 そしてブドウ糖が血液中に溢れてしまう・・・・・これが、いわゆる糖尿病です。 また、こうした状態が長く続くと、インスリン抵抗性という状態に陥り、インスリンの効き目自体が薄れてしまいます。 こうなると、さらにインスリンの分泌が必要になるだけでなく、体は脂肪を蓄積する方向に傾いていきます。 つまり、肥満の原因にもなるのです。 この点、卵にはヒヨコの膵臓を作る材料が含まれています。肉にも、膵臓の修復を助ける材料が含まれています。 米や野菜では、動物(人間)の膵臓を作ることはできません。動物性タンパク質を積極的に摂ることで、 初めて膵臓の機能強化につながるのです。

さらに、炭水化物の摂取を控えることで、インスリンの過剰分泌を抑えることができ、インスリンの効き目も向上、 もちろん、炭水化物(糖質)を制限することで、脂肪の蓄積を防ぎ、体重も自然と減少します。 三種の神器を活かした肉食ダイエットで、是非生活習慣病と肥満の予防・改善に努めてください。