米・精白米(水稲) | 豚・大賀が主・肩・脂身付き・ | 鶏卵・全卵(ゆで) | |
エネルギー(kcal) | 534 | 324 | 227 |
炭水化物(g) | 115.7 | 0.3 | 0.5 |
βカロテン当量(ug) | 0 | 0 | 24 |
ビタミンA(ugRE) | 0 | 8 | 210 |
ビタミンD(ug) | 0.0 | 0.3 | 2.7 |
ビタミンE(mg) | 0.2 | 0.5 | 1.5 |
ビタミンK(ug) | 0 | 2 | 18 |
ビタミンB1(mg) | 0.12 | 0.99 | 0.09 |
ビタミンB2(mg) | 0.03 | 0.35 | 0.60 |
ビタミンB6(mg) | 0.18 | 0.48 | 0.11 |
ビタミンB12(mg) | 0.0 | 0.6 | 1.4 |
ビタミンC | 0 | 3 | 0 |
糖尿病対策に「肉食ダイエット」
糖尿病が劇的改善して薬不要!
高血圧・肥満も退散!
専門医推奨の『肉食ダイエット』が大評判!!
お菓子もお酒もOK!
肉・卵・チーズをたっぷり食べて満腹!
■肉・卵・チーズは三種の神器
(以下は某クリニックの医師の談話です)
当クリニックでは5年ほど前より、生活習慣病や肥満の対策として、「肉食ダイエット」という食事療法を患者さんに指導しています。
やり方はいたって簡単で、炭水化物を控え、
動物性タンパク質の「肉・卵・チーズ(三種の神器と呼んでいます)」でお腹を満たすこと、
よく噛んで食べること、この二つを守るだけです。
炭水化物を控える、という意味では、近年急速に認知されている「糖質制限食」と似ていますが、
あくまでも「動物性タンパク質を積極的に摂ること」を第一義とした食事療法です。
私が医師として働く沖縄では、過去、豚肉とラードの消費量が日本一で、そして寿命は世界一でした。
しかし年々消費量は減り、今では全国15位。では、その結果、肥満や糖尿病患者が減ったかといえば、むしろ増えています。
また、果物の摂取量は全国最小、野菜の摂取量も下から三番目にも関わらず、脳梗塞の死亡者数は全国最小、
脳卒中や癌の患者数も全国最小です。
日本全体を見回しても、食の欧米化(動物性タンパク質の摂取)が進んだ高度成長期以降、ぐんぐんと寿命が伸びています。
これらのデータから考えられることは、沖縄県民の元気の源、さらに日本人の長寿の秘訣は、
肉食を筆頭とした動物性タンパク質の十分な摂取にある、ということでしょう。
実際、下記の栄養比較でも一目瞭然ですが、肉や卵が豊富な栄養を含んでいるにも関わらず、白米の栄養は大変貧相。
いうなれば、米食は栄養失調の状態に陥っているのです。
では、今回のテーマである糖尿病について、肉食ダイエットの観点から解説しましょう。
■動物性タンパク質で膵臓の働きを強化
炭水化物(糖質)を摂取すると、膵臓から大量ののインスリンが分泌されます。 さらに、炭水化物をメインとした食生活を繰り返していると、膵臓の疲労が慢性化して、インスリンの分泌能力が限界に。 そしてブドウ糖が血液中に溢れてしまう・・・・・これが、いわゆる糖尿病です。 また、こうした状態が長く続くと、インスリン抵抗性という状態に陥り、インスリンの効き目自体が薄れてしまいます。 こうなると、さらにインスリンの分泌が必要になるだけでなく、体は脂肪を蓄積する方向に傾いていきます。 つまり、肥満の原因にもなるのです。 この点、卵にはヒヨコの膵臓を作る材料が含まれています。肉にも、膵臓の修復を助ける材料が含まれています。 米や野菜では、動物(人間)の膵臓を作ることはできません。動物性タンパク質を積極的に摂ることで、 初めて膵臓の機能強化につながるのです。
さらに、炭水化物の摂取を控えることで、インスリンの過剰分泌を抑えることができ、インスリンの効き目も向上、 もちろん、炭水化物(糖質)を制限することで、脂肪の蓄積を防ぎ、体重も自然と減少します。 三種の神器を活かした肉食ダイエットで、是非生活習慣病と肥満の予防・改善に努めてください。