高血糖・糖尿病の予防・改善に『濃縮タマネギ』①

『濃縮タマネギ』は、血糖値が穏やかに下がって安定し、血糖降下薬が手離せる人が続出しています。


■「濃縮タマネギ」

試験では8割超の患者さんに有効

タマネギには、血糖値の改善に効果を発揮するイオウ化合物(揮発成分)、抗酸化物質のケルセチンや、 亜鉛・マグネシウムといったミネラル(無機栄養素)、食物繊維、ビタミン類が豊富に含まれています。 1日当たりタマネギ50g(1/4個分に相当)程度を食べるだけで、血糖値の上昇が抑えられることが世界各国の研究などからも明らかになっているのです。 高血糖糖尿病と診断されている人は、積極的にタマネギを摂るようにしてください。

そこでお勧めしたいのが濃縮タマネギ。 これは、天然のタマネギの成分を丸ごと粒食品した健康補助食品です。 実際に私は、濃縮タマネギを使った試験を行い、糖尿病に対する改善作用を確かめています。
この試験では、糖尿病の患者さん22人に濃縮タマネギ(生タマネギ約40gに相当)を20週にわたって摂ってもらいました。 そして、試験前と試験開始から4週間ごとに、食後2時間血糖値(基準値は140ミリグラム未満、200ミリグラム以上で糖尿病)と ヘモグロビンA1c(新基準値では6.5%以上で糖尿病)を測り、その変化を調べたのです。


▼血糖値の低下率
まず、血糖値の低下率についてですが、大きく下がった人(50%以上の低下)が7人、下がった人(20~49%の低下)が11人、 やや下がった人(10~19%の低下)が1人、下がらなかった人(9%以下の低下)が3人でした。 よって、22人中19人(86.4%)が下がったことになります。 食後血糖値は、試験開始時の平均300ミリグラムから、16以降では平均で200ミリグラム以下まで低下しています。

▼ヘモグロビンA1cの低下率
ヘモグロビンA1cの低下率については大きく下がった人(25%以下の低下)が5人、下がった人(10~24%の低下)が7人、 やや下がった人(5~9%の低下)が4人、下がらなかった人(4%以下の低下)が6人でした。 つまり、22人中16人(72.7%)が下がったことになります。 ヘモグロビンA1cの平均は、試験前でおよそ8%でしたが、12週間後には7%以下に下がり安定しました。

特筆すべきは、試験後に6人(27.3%)が血糖降下薬を使う必要がなくなったことでしょう。 また、22人の参加者全てに低血糖などの副作用は見られませんでした。 糖尿病の人や血糖値が高めで気になる人は、ぜひ濃縮タマネギを試してください。