活性水素水(水素豊富水)
【高血糖対策・糖尿病予防に】
最近話題の『活性水素水(水素豊富水)』を摂取すると、血糖値が下がることが鹿児島大学大学院の動物実験で、 血糖値コントロール作用が明らかになりました。
■マウスへの水素水投与実験
糖尿病を放置すると、危険な合併症が
日本ではこの40年で糖尿病患者数が50倍以上にも増加したといわれています。 糖尿病が進行すると脳梗塞、脳卒中、心筋梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症、糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、皮膚の病気、 感染症、糖尿病腎症など、さまざまな合併症を招く心配があります。 中でも3大合併症の糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症は要注意! 発症後、血糖コントロールをせずに10~15年経つと現れるといわれているのです。 糖尿病の治療では、食事療法と運動療法が基本になります。 しかし糖尿病になっても、はじめのうちは自覚症状がないため、これまでの生活習慣を見直す「食事療法」や「運動療法」を コツコツ続けるのは、なかなか難しいようです。そのため健康診断などで「血糖値が高め」と言われても、 ついつい放置して糖尿病が進行してしまう人が少なくありません。
そんな糖尿病のコントロールに悩む人にとって、気になるニュースが飛び込んできました。 それは、「血糖値の高いマウスに水素水を摂取させる実験を行ったところ、血糖値が下がった」というものです。 この実験を行った鹿児島大学大学院心身内科教授の乾明夫先生に、実験の概要について教えていただきました。
「糖尿病には1型、2型がありますので2タイプの糖尿病のモデルマウス、さらに遺伝的に糖尿病を起こすようなモデルマウスと 計3タイプのマウスを準備しました」
1型糖尿病は膵臓の中にあるインスリンを作る細胞が破壊されてしまったため、インスリンが不足して起こるもの。 2型糖尿病はインスリンの分泌量が足りなくなったり、インスリンの働きが悪くなったために起こるもの。 2型は食事や運動などの生活習慣が関係している場合が多く、日本人に多いタイプの糖尿病です。
「3タイプのマウスに生理食塩水、水素を溶かした水と水素水を投与しました。 投与法は吸入、経口、点滴などがありますが、今後人間への臨床応用の可能性を考えて、経口、つまり飲料水として飲む方法と 点滴がよいと考えました。しかし小さなマウスに点滴をするのは難しいので、同様の効果が得られる腹腔内投与という方法を選択。 そして18週間という長期間で経過を観察したところ、経口投与、腹腔内投与、いずれの方法でも水素を添加した水、 水素水と共に1型糖尿病のモデルマウスでは、はっきりと血糖値改善作用が見られたのです」
●抗酸化作用にもさまざまな期待が
「残念ながら今回の実験では、2型糖尿用のモデルマウスには水素水の効果が認められませんでした。 しかし、”2型の糖尿病モデルマウスにも水素水は効果がある”という実験報告もあります。 ですから今後、実験条件などを工夫し、さらに研究を重ねる余地はあると考えています」
また、水素水には抗酸化作用があることがわかっています。ということは、もしかしたら水素水を飲み続ければ、 アンチエイジングや糖尿病などの病気予防に効果があるのでしょうか?
「水素水の機能性、人間の体に与える健康効果については、今後さらなる実験、研究が重ねられる必要があるでしょう。」
と乾教授。
もし今回の動物実験と同様の効果が人間でも得られると実証されれば、血糖値コントロールに悩む人にとって、
真の朗報となることでしょう。