高尿酸血症の合併症『痛風腎』
『高尿酸血症』の状態が長く続くと、腎臓に尿酸の結晶が沈着し、腎臓の働きが徐々に低下してきます。 これが「痛風腎」です。痛風腎になると、尿酸が排出されにくくなり、 ますます尿酸値が高くなるという悪循環が生じます。
■腎障害(痛風腎)
高尿酸血症の状態が長く続くと、腎臓に尿酸の結晶が沈着し、腎臓の働きが徐々に低下してきます。 これが『痛風腎』です。 痛風腎になると、尿酸が排出されにくくなり、ますます尿酸値が高くなるという悪循環が生じます。 痛風腎になっても、尿酸値を下げる治療を行えば、進行を止めることができます。 しかし、そのまま放っておくと、さらに悪化して「腎不全」になることもあります。 腎不全は、腎臓の働きが健康なときの30%に低下した状態のことです。 現在腎不全は、高尿酸血症患者の死亡原因第3位を占めています。