『酢大豆』の作り方

痩せる効果を高めた酢大豆がすぐ完成!高栄養の大豆と酢を使う『強化型酢大豆』の作り方。

■黒大豆と黒酢を使うと効果が高まる

以下の文章は某クリニック院長が健康雑誌に寄稿したものです。



肥満解消に役立つ酢大豆は、大豆を酢に漬けるだけで作ることができます。 大豆や酢は、市販されているものを使用すれば手軽に作れますが、材料にこだわることで、さらに痩せる効果の高い 『強化型酢大豆』を作ることができます。 強化型酢大豆の材料には、健康効果が髙いと言われる黒大豆と黒酢を使います。 黒大豆(黒豆)は、に煮豆などに利用されるのでよくご存知と思いますが、昔から薬効に優れた食べ物として知られ、 中国の漢方書でも、一般的な黄大豆よりも多くの効能が記されています。 黒大豆には、女性ホルモンとよく似た働きをするイソフラボンが豊富です。 その他にも、代謝を活発にして体脂肪の燃焼を促す大豆たんぱく、脂肪の蓄積を抑えるアントシアニン や脂肪の吸収を抑えるサポニンなどが多く含まれています。


黒大豆がメタボリックシンドロームを退ける働きのあることも、神戸大学の研究などで確認されています。 黒大豆の皮には多量のポリフェノールが含まれ、前述のアントシアニンのほかにも、プロシアニジンという成分に、 脂肪の蓄積を抑え燃焼を促進する働きのあることがわかったのです。 また、黒酢は一般の穀物酢や果実酢と比べてクエン酸がとても多く含まれているのが特徴です。 アミノ酸は脂肪の燃焼を強める作用がありますが、黒酢には一般の酢の10~20倍のアミノ酸が含まれていると言われます。 また、クエン酸の量も豊富です。私たちの体の余分な脂肪や糖を燃焼させ、蓄積された疲労物質を排出させるには クエン酸回路が活性化しなければいけません。このクエン酸回路を活性化させる重要な部分が、クエン酸なのです。 クエン酸の豊富な黒酢は、そうした点からも肥満解消にはうってつけなのです。

強化型大豆は、簡単に手作りできるのでぜひ試してみてください。1日に5~10粒を食後に摂るといいでしょう。 なお、最近は、さまざまな種類の酢大豆の栄養補助食品も市販されています。 中には、アミノ酸の量が一般的な米酢の50倍も含まれているというゴマ酢を使った強化型酢大豆の栄養補助食品もあります。 手作りするのが面倒という人は、そうした食品を利用してもいいでしょう。