酵素豆知識@「生きた酵素」を摂る

体内酵素が不足すると多様な疾患の引き金に!!「生きた酵素」を積極的に摂ることで健康が維持できる!!


■酵素がなければ人は生きられない

酵素は私たちが生きていくために欠かすことができない、重要な物質です。食べたものを消化分解し、エネルギーに代謝するほか、 細胞を作る、呼吸をする、手足を動かす、脳や臓器を動かす、体から不要なものを排出する・・・・・といった さまざまな働きを酵素は担っています。さらに体の多用な機能を正常に動かし、不調が起こらないようにすることなどにも、 酵素は深く関わっています。大工さんが家を建てるように酵素は、ビタミンやミネラル、たんぱく質などの栄養素を使って、 体を作ります。もし、あなたが「丈夫でよい家を建てたい」と考え、良い材料をそろえたとしましょう。 しかし、しっかり働く腕の良い大工さんがいなければ、良い家は出来上がりません。人間の体も同様です。 酵素がなければ、栄養素をどんなにとっても、体はきちんと作られないのです。


●体内酵素の不足が多様な疾患の原因に

そもそも酵素は体内にあり(体内酵素といいます)、毎日作られています。しかし、生産できる量は限られているうえ、 加齢とともにその量やパワーは落ちていきます。アメリカで行われた研究では、体内酵素の活性力が高齢者と青年で、 30倍もの差があることが判明しているのだとか。体内酵素のパワーが減ると、消化分解や吸収に支障が現れるのはもちろん、 呼吸・心拍・体温調節や排泄、免疫といった生命活動を支える代謝活動も、スムーズに行われなくなります。 その結果、さまざまな疾患や不調などが生じる危険性が大幅に高まります。
血液を例にどんな危険が生じるのかを紹介しましょう。

体内酵素が不足すると、炭水化物、タンパク質、脂肪などの栄養素が、完全に消化分解されずに血液中に 過剰の取り残されてしまいます。つまり、血液中にコレステロールやブドウ糖などが増え、糖尿病や脂質異常症になりやすくなるのです。 また、血液がドロドロ・ネバネバになって血管に詰まりやすい状態になり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが上昇します。 血液は、全身に酸素や栄養を運び、老廃物を回収する役目をしています。 その血液がスムーズに流れなければ、体に十分な酸素と栄養が行き渡らないうえ、血管や臓器、筋肉などに老廃物が停滞しやすくなり、 さまざまな疾患が生じる原因となるのです。

なお、体内酵素が不足する原因は加齢だけではありません。加工食品やインスタント食品、脂っこい料理など、 消化の良くない食品の摂り過ぎ、ストレスや過労なども、酵素不足を招く一因です。


●「生きた酵素」を積極的に摂取する

体内酵素の不足を補うのに有効なのが食物酵素の摂取です。食物酵素は、野菜や果物、穀類や魚、肉類、発酵食品などに含まれています。 ただし、酵素は50度前後の熱で活性力が落ちます。つまり、熱を加えた酵素は「生きていない酵素」で、 効力はほとんど期待できません。生の食品、または熱を加えていない調理法や、製造法で作られた「生きた酵素」 を摂取することが、何よりも大切です。とはいえ、生の食品を多量に摂るのは難しいかもしれません。 そのような時はサプリメントを活用してもよいでしょう。 ちなみに市販の100%果汁ジュース、エキスなどは、食品衛生管理法や製造上、必ず高温処理されています。 これらを摂っても、酵素の活性力は得られないことを覚えておきましょう。


●上手な酵素の摂り方

▼生の果物、生の野菜などから摂る
新鮮な果物や野菜には豊富に酵素が含まれています。加熱せずに、生のままで摂取するのがポイント。 ただし、果物は糖分(果糖)が多く、食べ過ぎると肥満や糖尿病の原因になりかねません。 果物の食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

▼生の魚(白身・青魚)、生の海藻類などから摂る
酵素は、生の肉類、魚、海藻類にも多く含まれています。生の肉類は、感染症の問題もあり、食べるのはNG。 魚や海藻類も、焼いたり、煮たりしたものでは、生きた酵素の効果は得られません。 赤身の魚は脂肪分が多いので、白身、青魚がおススメ。

▼生の味噌、納豆などの発酵食品から摂る
味噌や納豆などの発酵食品にも酵素は含有されています。熱を加えると酵素活性力が落ちるので、生で摂ることが必須。 味噌ならば酵素が摂れても、味噌汁にすると、酵素の力は得られないのです。 なお、生の味噌は塩分が多いので気を付けて。

▼生きた酵素のサプリで摂る
酵素はまさに生き物なので、新鮮な酵素を毎日摂ることが重要です。 しかし毎日欠かさず生の食品をたっぷり摂ることは難しいのも事実。 極めて活性力が高く、良質な生きた酵素サプリメント・酵素飲料なら手軽に摂取できます。