食物酵素

■酵素

加熱調理した食品には、酵素が含まれない

心筋梗塞狭心症などの心臓病は ふだんの生活習慣と密接に関わっており、食べ過ぎ、 運動不足ストレス喫煙飲酒睡眠不足によって引き起こされます。 そうした悪い生活習慣を続けていると、血液がドロドロ状態になり、 動脈硬化が進むのです。 このドロドロ血液が心臓病の重大原因であることは、ご存知の方も多いでしょう。 本来はサラサラとよどみなく流れている血液が、ドロドロと滞ってしまう最大の原因は、現代人の偏った食生活にあります。 多忙な現代社会では、ファストフードなどの外食店で食事を摂る機会が増えています。 また、自宅でもインスタント食品、加工食品を利用することが少なくありません。 これらの食品は加熱調理されており、本来、含まれているビタミンなどの栄養素の多くが失われています。 しかも、油を使って調理されていることが多く、カロリーの摂りすぎで 肥満を招く原因にもなっているのです。

そうした中、偏食による『酵素』(体内の化学反応を助ける物質)の不足が問題視されています。 私たちが生きるためには、食事で三大栄養素(糖質・たんぱく質・脂質)、 ビタミンミネラルをバランスよく摂ることが重要といわれてきました。 ところが、食事のバランスに気を配っても病気にかかってしまうことがあります。 その原因は、体内の酵素を浪費し、かつ酵素を十分に摂らないためです。


●食べ物で酵素を十分補わないと血流が悪化

私たちの体内には、5000種類以上の酵素があり、食べ物の消化・分解・吸収に関わる「消化酵素」と 糖や脂肪をエネルギーとして燃焼する「代謝酵素」に大別されます。 それらが正しく働くことによって、私たちの生命活動は維持されているのです。 かつて、酵素は体内で必要なだけ作られると考えられてきました。 ところが、研究が重ねられるにつれ、体内の酵素は一生のうちで一定量しか作られず、酵素が尽きると寿命も尽きることが判明したのです。 そのため、食べ物から十分に補わないと、しだいに体内の酵素が不足し、消化や新陳代謝が、スムーズに行われなくなります。 中でも、ドロドロ血液の改善に欠かせないのが、代謝酵素の働きです。 代謝酵素が体内に十分にあれば、全身の細胞が活発に働き、血液がサラサラな状態に保たれるのです。 もし代謝酵素が不足すると、糖や脂肪がエネルギーとして燃焼されにくくなり、血液中にブドウ糖やコレステロール、中性脂肪がだぶつくようになります。 さらに、活性酸素によって赤血球の細胞膜が傷つき、柔軟性が失われます。 すると、赤血球が毛細血管を通り抜けられなくなり、全身の血流が滞るのです。

◆果物や生野菜、発酵食品を摂ろう

こうしたドロドロ血液を防ぐ有力な方法が、「酵素」が多く含まれる食品を摂ることです。 一般に、食品に含まれている酵素を「食物酵素」といいます。 この食物酵素は、肉や魚介類、穀物、野菜、果物など、ありとあらゆるものに含まれています。 特に食物酵素が多く含まれているのが、生野菜や果物、生肉、生魚などの生鮮食品と発酵食品です。 ただし、酵素は、48℃以上の熱を加えると破壊されてしまいます。 そのため、煮る、焼く、揚げる、電子レンジでチンするなど、加熱処理した食品(加工食品) には含まれません。 また、食物酵素を補うことが大切だからといって、食べ過ぎは逆効果です。 満腹になるまでたくさん食べれば、それだけ多くの消化酵素が必要になるからです。 その上、食品に添加物が含まれている場合は、有害物質を排出するため、より多く代謝酵素が使われます。 そこで、食事の際は、腹八分目を心がけ、添加物のあまり含まれない食品をとることがまず肝心です。

食物酵素を豊富に含み、生のままで食べやすい食品として、果物と生野菜が挙げられます。 消化酵素の消費を防ぐためにも、毎回の食事で果物、サラダ、大根おろし、山芋のすりおろしなどを1~2品、必ず摂りましょう。 他にも、ぬか漬けやキムチ、納豆、チーズ、ヨーグルトなどの発酵食品にも、 食物酵素がたくさん含まれていることがわかっています。 発酵食品も毎回の食事で欠かさず摂るようにしましょう。 なお、少量でたくさんの食物酵素を補うなら、「食物酵素のサプリメント」を利用するのも便利な方法です。


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