紅麹

紅麹』は、酒・味噌・醤油などの醸造食品を作るときに使用される麹の一種です。 一般の麹とは異なり 鮮やかな紅色をしているので 紅麹と呼ばれています。 紅麹にはガンマーアミノ酪酸が多く含まれているために、血圧を下げる働きがあり、 臨床試験でもその効果が認められています。 また、紅麹に含まれるモナコリンKは、血液をサラサラにすることから、 高脂血症(高コレステロール・高中性脂肪)対策に有効だとされています。


■紅麹

コレステロール対策に有効

『紅麹』は酒、味噌、醤油などを作る時に使用される麹の一種で、 醸造用麹として400年以上もの長い間多くの人々に利用されてきたほか、 漢方薬や食用の着色料や保存料などにも使われています。 沖縄の珍味、豆腐ようの赤い色が、まさに紅麹の色です。

紅麹には、医薬品の成分にもなっている「モナコリンK」という特殊成分が含まれています。 モナコリンKは、脳硬塞・心筋梗塞の元となる悪玉コレステロールの合成を阻害する働きがあり、 コレステロール・中性脂肪を体外に排出、肝臓で「血液ドロドロの元」が合成される際の酵素の働きを防いで 「血液をサラサラ」にすることから、高脂血症対策成分として有効であるとされています。 また、モナコリンKは、その他にも身体に良い成分が併せて見出され、健康食品素材として注目されています。

コレステロールの合成は、夜活発になるので、紅麹のサプリメントはよる摂取するのが効果的です。 ただし、紅麹は薬と同等の効果があるので、薬と併用すると効きすぎになる恐れがあるので、 薬との併用は避けたほうがよいようです。