難消化性デキストリン
【糖の吸収を緩やかにする】

難消化性デキストリンは、小腸で糖が吸収される際に、α-GI作用で糖の吸収スピードを緩やかにします。 ただし、難消化性デキストリンは、単糖類には影響を及ぼさず、二糖類以上の糖質の吸収を緩やかにすることで、食後血糖値の上昇をおさえます。 難消化性デキストリンの血糖調節効果については、厚生労働省が一定の機能表示を許可する特定保健用食品の関与成分として利用されています。 また、難消化性デキストリンは、糖質制限サプリメントとしてダイエットなどにも使用されています。


■「難消化性デキストリン」とは?

血糖値の急激な上昇をおだやかにする作用を持つ

厚生労働省許可・特定保健用食品でも使用されている食物繊維『難消化性デキストリン』は、 食事の時に摂取した糖分が、小腸で吸収される速さを遅らせ、血液中にゆっくりと糖分を取り込む働きがあり、食後の「血糖値」の上昇を穏やかにします。 また、整腸作用があり、便秘の改善にも効果的です。 さらに、食物繊維は整腸の他に、中性脂肪や高コレステロールの予防をサポートすることでも知られています。 中性脂肪やコレステロールは多くなってしまうと生活習慣病などを引き起こす原因にもなりますが、 食物繊維は腸の中で水分を含むこと出てくる「粘り気」が「中性脂肪やコレステロール」を吸着し、 一緒に排泄してしまうという働きがあり、健康のためにも摂取が勧められています。

血糖調節効果については厚生労働省が一定の機能表示を許可する特定保健用食品の関与成分として利用されています。 整腸効果については「不足しがちな食物繊維を補い、お腹の調子を整えます」や「お腹の調子が気になる方に適しています」等の表示が可能です。 また、血糖調節効果については「糖の吸収を穏やかにするので、血糖値の気になる方に適しています」「血糖値の気になり始めた方の食生活の改善に役立ちます」などの表示についても可能です。 この他、血清コレステロール、中性脂肪の低下効果についても特定保健用食品の申請が可能です。