アガベの粉末【便秘・便通改善に】

腸内の善玉菌を強力に増やす!天然素材の水溶性食物繊維『アガベの粉末


■老廃物や毒素を吸着する水溶性食物繊維

腸は、「第2の脳」といわれるように、脳の支配を受けず自発的に働き、ホルモン分泌なども行っています。 また、免疫細胞の多くが腸に存在し、異物から体を守るという重要な役割も担っています。 さらに、血管や臓器の働きを支配する自律神経にも、腸が深く関わっているのです。 ですから、老廃物が滞留した状態である便秘が、全身に悪影響を与えることは、想像に難くありません。 某医師は、便秘外来を受診する患者さんに、腸内環境を整えるさまざまな方法を指導しています。 中でも、食生活については、必ず次の2点を実践してもらっています。
1つ目は、ヨーグルトや納豆、漬け物などの発酵食品を食べることです。これらの食品は、腸内の善玉菌を増やし、 腸内環境を整えてくれます。2つ目は、食物繊維をたっぷり摂ることです。 食物繊維は、腸内で善玉菌のエサとなり、腸内環境の整備に役立ちます。 食物繊維は、腸内環境を整えるうえで欠かせない栄養素ですが、現代人の摂取量は大幅に不足しています。 厚生労働省は、成人の食物繊維摂取量の目安を、1日当たり17~19gとしていますが、実際は14~15g程度しか摂っていません。

ところで、食物繊維には、水に溶けない不要性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維があることをご存知でしょうか。 不溶性食物繊維は、水分を吸って膨らみ、便のカサを増すことで、腸の働きを活発にする働きがあります。 一方の水溶性食物繊維は、水に溶けてぬるぬるとしたゲル状になり、老廃物や毒素を吸着すると同時に、 便を柔らかくして出やすくします。本来、食物繊維は、不溶性と水溶性を2対1で摂取するのが理想的です。 ところが、食材に含まれる食物繊維の割合は、不溶性に偏りがちです。 例えば、サツマイモに含まれる食物繊維の比率は、不溶性3に対して、水溶性が1。 レタスは不溶性10に対し、水溶性が1となっています。水溶性食物繊維の割合が高い食品は、海藻類やゴボウなど、 限られているのが実情です。便秘の人が不溶性食物繊維を摂り過ぎると、それまでたまっていた便が水分を吸収されて硬くなり、 さらに出にくくなることがあります。ですから、便秘の人はまず、水溶性食物繊維を多く摂ることが必要なのです。 便が柔らかくなって、スルッと出やすくなります。


●料理や飲み物に混ぜるだけでよい

ところが、先述したように、水溶性食物繊維を多く含む食材は、あまり多くありません。 そのあまり多くない食材の一つが「アガベイヌリン」です。 これは、メキシコ原産の植物「アガベ」の球茎の絞り汁をそのまま粉末にした、100%天然の水溶性食物繊維です。 アガベは別名をリュウゼツランといい、現地では古来、食用や医療用、醸造用の材料として広く利用されてきました。 メキシコのお酒として有名なテキーラは、アガベが原料です。アガベイヌリンに注目する理由は2つあります。

まず第1に、腸内の善玉菌を増やす効果が、非常に高いことです。 これは、善玉菌の代表格・ビフィズス菌を用いた培養実験で、明らかになっています。 ビフィズス菌を、①通常の培地で培養したグループ、②人口の水溶性食物繊維(難消化デキストリン)を加えて培養したグループ、 ③アガベイヌリンを加えて培養したグループの3つに分けて観察しました。 その結果、アガベイヌリンを加えて培養したビフィズス菌が、他の2グループに比べ、約6倍に増えたのです。 アガベイヌリンは、腸の中でフラグオリゴ糖に変化します。それがビフィズス菌のエサとなるのです。 その結果、腸内でビフィズス菌が増えて、悪玉菌の増殖が抑えられます。 腸内環境が改善することで、腸の動きが活発になり、便秘の解消につながるのです。

第2の理由は、水に溶けやすいことです。お湯はもちろんのこと、冷たい水にもきれいに溶けます。 しかも、無味無臭なので、料理や飲み物に混ぜても、味を損ないません。 食生活は、一時的に改善しても意味がなく、習慣として定着させることが重要です。 その点、食事や飲み物にプラスするだけのアガベイヌリンは、取り入れやすく、継続しやすいのではないでしょうか。

便秘に悩む人はもちろん、「お腹にガスが溜まる」「残便感がある」「偏った食生活で食物繊維が不足気味」 「太りやすい」「肌が荒れやすい」という人にとっても、体調改善のための選択の一つとなるでしょう。