イビキ防止剤

寝る前に一吹きすれば鼻の通りがよくなってイビキが止まり、熟睡できるイビキ防止剤が評判になっています。

■「イビキ防止剤」とは?

鼻のとおりをよくしてイビキを防ぐ

イビキがひどいと周囲の人に言われても、自分ではなかなかわからないことが多いものです。 しかし、十分に眠っているつもりなのに、昼間、強い眠気に襲われることがあれば要注意。 それは、睡眠時無呼吸に陥っているサインかもしれません。 イビキは気道が狭くなって、舌や軟口蓋が震えることによって起こります。 その大きな原因は、鼻の通りが悪くなること。この状態が続くと、酸素を取り入れるために口呼吸が行われます。 朝、目が覚めたときに口の中がカラカラに乾いているのは、眠っている間に無意識のうちに口呼吸をしていた証拠です。 口呼吸になると、イビキはさらにひどくなり、気道がふさがれて、呼吸が止まってしまうこともあります。 これが睡眠時無呼吸です。こうなると、実際に目が覚めなくても、眠りが浅くなり、昼間も眠くて仕方がない という状態になります。口呼吸を防ぐには、鼻から気道へスムーズに空気が流れるようにことが肝心です。 そこで今、大きな注目を集めているのが、鼻孔に吹き付けるだけでイビキを止められる『イビキ防止剤』です。

イビキ防止剤の主成分は、グリセリンです。グリセリンは、保湿性や吸湿性に優れ、医薬品や化粧品などに 広く使われています。鼻の通りを悪くする大きな原因は、鼻孔の乾燥です。 鼻孔が乾燥すると、鼻孔の粘膜がデコボコになって、空気の流れが悪くなってしまうからです。 イビキ防止剤を吹き付けると、鼻孔が湿り、空気の通りがよくなります。 すると、舌や軟口蓋が震えることもなくなって、イビキが治まります。

イビキ防止剤は噴霧型で、寝る前に左右の鼻孔に1~2回吹き付けるだけで、鼻の粘膜が湿って、空気の通りがよくなります。 なお、イビキ防止剤は医薬部外品の指定を受けています。副作用はほとんどありませんが、 鼻の薬を使っていてアレルギーを起こしたことのある人は、医師や薬剤師に相談してください。