いびき防止グッズ

いびきは、身体が発している危険信号です。 いびき防止グッズで、快適な眠り「快眠・安眠」で健康生活を取り戻しましょう。


■いびきとは?

睡眠時無呼吸症候群という病気になっていることもある

「いびき」の原因は、息がノドを通るときの振動音です。
寝ている時に、舌のつけ根が奥へ下がりそのまわりの筋肉もゆるむため、ノドが狭くなります。 すると息をするとき、ノドの周囲の粘膜や分泌物などがふるえて音が出ます。 これがいびきです。

いびきは熟睡している状態と思いわれがちですが、実は体が発している「危険信号」です。
換気機能が十分に働いていない状態で寝ていることによって、約10~20%も血液中の酸素量が 少なくなってしまうと言われています。そのため、眠りは浅くなり十分に寝ているつもりでも 体は寝不足状態になっています。その結果、体力を消耗したり、仕事に集中できなかったり、 昼間に異常なほどの眠気に襲われて交通事故を起こしたりすることもあります。

肉体疲労の他、アルコールや過食・肥満、投薬もいびきの原因になります。
特に、肥満の人は舌の根元の部分や喉にまで脂肪が付いているため、普通の人よりも気道が狭くなり、 普通以上にいびきをかき易くなります。場合によっては、「睡眠時無呼吸症候群」という病気になってしまうこともあります。
恐ろしいのは、この状態に本人が気付いていないことが多く、 一緒に寝ている人に指摘されて始めて病院を訪れる人が多いということです。

いびき防止グッズでいびき防止対策をして、快適な眠りを取り戻しましょう。


●寝ているときだけいびきをかくのは?

眠っているときは体全体の働きが鈍っています。心臓の働きが鈍くなると「むくみ」が起こります。 脳の働きが鈍くなると筋肉がたるみ、ノドチンコなどの突起が下がってきます。 そのため、気道が狭くなり、いびきをかきます。


●お酒といびきの関係

アルコールによるいびきも普通のいびきと原因は似ていますが、お酒を飲むといびきをかきやすくなります。 これは、アルコールによって毛細血管が拡張し、喉が少し腫れるからです。 いわゆる「むくみ」が起こるのです。 さらに、アルコールが脳を麻痺させるので喉の周りの筋肉が緩んできます。この結果、喉が狭くなり、 息をするたびにノドチンコなど喉の奥にある突起部分が振るえ、いびきを起こします。


●どんな問題があるか?

大きないびきをかいていても本人は眠っているので何ともないと思われがちです。 しかし、いびきの発生源に一番近いのは本人です。眠っていてもいびきが大きな騒音となって耳に届いています。 また、呼吸に無理があるため酸素不足になっています。 これ他の結果、睡眠が浅くなり、循環器系などに悪い影響が出ると言われています。


■睡眠時無呼吸症候群(SAS)

肥満症の方は喉も肥満していて気道が狭くなっています。また、生まれつき喉が狭い人もいます。 そのような方がノドチンコなど喉の突起物を支えている筋肉が緩み突起物が下がってくると、 喉が完全に塞がり呼吸ができなくなります。呼吸が止まると脳が危険を察知して眠りが浅くなり、猛烈ないびきをかき始めます。 しばらく呼吸して危険が去ると脳は再び眠りに付き、喉の筋肉が緩んで再び呼吸が止まります。 一晩中これを繰り返すと、停止頻度の高い人は死亡する率が高くなります。
睡眠時無呼吸症候群の人は呼吸が止まるたびに眠りが浅くなり熟睡することは不可能です。 慢性的な睡眠不足は、昼間に集中力の減退を招きウトウトして事故を起こしたり、 身体的には血圧上昇などの障害を引き起こしたり、精神的には怒りっぽくなる、不安症状が出る、などの障害を起こしやすくなります。

【関連項目】:『睡眠時無呼吸症候群』 / 『睡眠時無呼吸症候群による隠れ不眠の改善』