カボチャ種子エキス【前立腺肥大・排尿障害に】

歳を重ねるとだんだん出てくるトイレの悩み。
朝までぐっすり眠りたい、ふとした時に、旅行に行ってもトイレばかり探してしまうなど、トイレの悩みやつきません。 そんなお悩みサポートに『カボチャ種子エキス』がお勧めです。 カボチャ種子エキスは、中高年に多い排尿障害 の悩みを解消してくれることが証明されており、 ヨーロッパ各国では医薬品として認可を受けています。 日本全体で800万人以上が悩むトイレの悩みを解決しましょう。


■「カボチャ種子エキス」とは?

ヨーロッパ各国では医薬品として認可を受けている

就寝中に何度も尿意を催し、不眠の重大な原因になる夜間頻尿は、中高年男性に多く見られます。 これは、前立腺肥大という男性特有の病気が関係しているからです。 尿道を取り巻く生殖器である前立腺が肥大すると、尿道が圧迫され、頻尿や排尿困難といった症状が現れます。 前立腺肥大は一度かかると完治しにくいといわれますが、ドイツでは西洋カボチャの一種である 「ペポカボチャ」の種子を治療に使い、大きな成果を上げているそうです。 ペポカボチャは、北ヨーロッパを中心に栽培されているカボチャの一種で、ドイツではその種を昔から 前立腺肥大に伴う頻尿を治す民間療法として用いてきました。 1978年には、ペポカボチャの種子から作った乾燥品や有効成分のエキスが、前立腺肥大の医薬品としてドイツ保健省から 認可を受けています。

前立腺肥大に対してペポカボチャの種子が効果を発揮するのは、ペポカボチャの種子に豊富な「リグナン」 という成分の働きによります。前立腺肥大は、「テストステロン」という男性ホルモンの過剰分泌によって起こる という説が有力。テストステロンが過剰に分泌されると、その一部が前立腺に取り込まれ、酵素の働きで 「デハイドロ・テストステロン」という物質に変化し、これが前立腺の細胞の受容体に結合すると 前立腺肥大が発症するのです。 ペポカボチャの種子に含まれるリグナンには、女性ホルモンと似た働きがあり、男性ホルモンの過剰な分泌を抑える 作用をします。また、ペポカボチャの種子に含まれるデルタ7ステロールという植物性脂質には、 デハイドロ・テストステロンが善意率線の細胞の受容体と結合するのを防ぐ働きがあるといわれています。

また、ペポカボチャの種子オイルには、リノール酸・オイレン酸・パルミチン酸・ ステアリン酸・ククルビチン酸・ ビタミンB1・ビタミンB2・γ-トコフェロール、βカロチン、植物ステロール などが含まれており、 特にリノール酸には、血行をよくし、炎症を抑える働きが解明されています。 この効果は膀胱炎などのウッ血を押さえ、 尿もれなどの症状の軽減をもたらします。 カボチャ種子エキスは、最近の研究結果により 中高年のみならず多くの方々が持つ排尿の悩みを 解消してくれることが証明されており、ヨーロッパ各国(イタリア・フランス・ノルウェー・ スウェーデンなど)ではすでに医薬品として認可を受けています。

【関連項目】 『前立腺肥大症』


●カボチャの種子を炒って食べよう

ペポカボチャの種子は種苗専門店で手に入るので、これを熱したフライパンで軽く炒って食べます。 1日に食べる量の目安は10粒程度で、食べる時間帯には特に決まりはありません。 ペポカボチャが入手できない人は、ふつうのカボチャの種子を利用してもある程度の効果が期待できます。 その場合は、カボチャの種子をよく水洗いし、1~2週間ほど陰干しして乾燥させます。 この種子を熱したフライパンで軽く焦げ目が突く程度にから炒りしてください。そして皮をむいて中身だけを食べます。 最近では、カボチャの種子のエキスを含むサプリメントも市販されているので、種子を炒って食べるのが面倒な人は、 こうしたサプリメントを利用するのもいいでしょう。ペポカボチャやふつうのカボチャの種子を食べても、 副作用が起こる心配はありません。前立腺肥大に悩む人は、気軽に試してみてはいかがでしょうか。