藻塩【高血圧対策に】

高血圧対策の食品として、腎臓への負担が少なく血圧を上げにくいと、 『藻塩』が評判になっています。
藻塩は塩分が普通の食塩より7割も少なく、体内の余分なナトリウムを排出するカリウムが豊富に含まれています。 その量は普通の食塩の540倍、藻塩1gにカリウムが豊富な食品の代表であるバナナ1本分の量が含まれています。 食塩にはナトリウムが約40%含まれていますが、藻塩には、その1/3ほどしか含まれていない製品もあります。 したがって藻塩は、塩分の取りすぎが気になる方やミネラル不足が気になる方に適した塩であると言え、 減塩食を簡単に実行する大きな手助けになり、塩分の取り過ぎを気にせずにおいしく食事ができます。


■高血圧対策に「減塩」

減塩だけで血圧の下がる人も多い

高血圧を防ぎ改善するためには、ふだんの食生活の中で、塩分を控えることが大切です。 実際、高血圧の患者さんの中には、降圧薬を飲まなくても、減塩をしただけで血圧が下がる人が少なくありません。 とはいえ、薄味が苦手で減塩をするのは難しいという人も少なくないでしょう。 そうした中、普通の食塩よりも塩分の少な目の「自然塩」を料理に使って減塩を行うことが最近人気になっています。 その自然塩の中でも特に注目されているのが『藻塩』です。 藻塩とは、海藻から作られる塩のことです。藻塩は、ホンダワラやコンブといった海藻を焼いた灰の抽出液を濃縮し、 乾燥させて作ります。この藻塩の製法は大変歴史が古く、奈良時代から行われているものです。 はるか昔から、日本人の健康と食生活を支えてきたこの藻塩には、すばらしい特徴があります。


■「藻塩」とは?

塩とひと口にいっても、ふつうの食塩(精製塩)だけでなく、マグネシウム・カルシウム・カリウム・ヨウ素などの ミネラルが豊富な「自然塩」も最近数多く市販されています。 そして、自然塩の中でも、特にミネラルが豊富なのが『藻塩』です。 藻塩とは、海藻のホンダワラやカジメなどを焼いた灰の抽出液を濃縮し、乾燥させて作った塩のことで、 藻塩の製法は大変歴史が古く、奈良時代から行われています。 はるか昔から、日本人の健康と食生活を支えてきたこの藻塩には、すばらしい特徴があります。