『黒豆酢』Q&A
『黒豆酢』についての質問・疑問にお答えします。
【質問】材料の黒豆とお酢は高級なものがよいですか?
【答】
黒豆酢の材料は、ごく一般的に身近で購入できるもので構いません。 黒豆は産地によって価格に差がありますが、安価なものでも効能は変わらないといえます。 酢も同様で、黒酢などを奮発するよりは穀物酢や米酢を用いたほうが、負担なく続けられます。 なお風味を変えるために、いろいろなタイプの酢を試すのも一案です。 リンゴ酢などを用いているという声もあります。
【質問】漬け終わった後の酢は切った方がいいですか?
【答】
黒豆を酢に漬けて、1週間から10日間経つと、酢は十分に黒豆に浸透します。 そこで、黒豆をザルにあけて、酢を切ることが勧められます。 酢に漬けたままの黒豆は、時間が経つにつれて表面の黒い皮が剥がれ落ちてきます。 この黒い皮に、黒豆の色素であるアントシアニンやメラノイジン、食物繊維などが含まれています。 有用成分を余さず摂るには、やはり皮付きの黒豆を食べたほうがよいのです。
【質問】切った後の酢には、使い道はありますか?
【答】
黒豆はとてもよく酢を吸い込むので、出来上がりの直前にはあまり酢は残っていないものです。 それでも、余った酢を活用する場合には、ドレッシングや料理の味付けなどに使いまわすこともできます。
【質問】黒豆酢を食べる時間帯はいつがいいでしょう?
【答】
黒豆酢は薬ではないので、食べる時間帯に厳密な決まりはありません。 ただし、酢の酸味が胃に刺激を与えることもあるので、空腹時は避けて、食事中におかずとしていただくか、 食後に食べるようにしましょう。サラダなどのトッピングに用いても美味しいものです。
【質問】酸っぱい風味が苦手な場合は?
【答】
黒豆酢をそのまま食べるのは酸味が気になる、という人は、漬けるときにハチミツや黒砂糖を少々加えてもいいでしょう。 ただし、多く入れ過ぎては、いうまでもなくカロリーオーバーとなって、糖尿病の人には勧められなくなります。 甘みをつけるというよりも、あくまで隠し味程度にしましょう。
【質問】柔らかく食べるにはどうしたらいいですか?
【答】
完成した黒豆酢は、硬いというほどではありませんが、シャキシャキとした適度な歯ごたえがあるものです。 もし、そのままでは食べにくいという場合は、料理に活用するとよいでしょう。 例えば、肉じゃがなどに入れると酢の風味が加わって、味わいが深くなります。 酢豚など、同様に酢の味付けをした料理にも、もちろん相性はいいものです。 黒豆酢を食べる量は1日10~15粒程度ですが、料理に用いてたくさん食べるのは構いません。
【質問】黒豆酢の効能はどれくらいで現れますか?
【答】
黒豆酢を初めて食べて、翌日には血糖値が下がったという声もありますが、やはりこうした自家製健康食品は、 継続して食べることで効能が実感されるようになるものです。 例えば、便通がよくなった、疲れにくくなったなど、体調面の良化が現れれば、それは体の中で黒豆酢の作用が発揮され 始めている兆しといえるでしょう。