ニコチン置換療法
『ニコチン置換療法』とは、ニコチンに替わる代替物で少量のニコチンを体内に取り込みながら、 徐々に取り込むニコチンの量を減らしていき、最終的に禁煙に導く方法です。 離脱症状(禁断症状)を緩和し、禁煙を容易にする効果があります。
■「ニコチン置換療法」とは?
「禁煙」に失敗する理由の1つが「禁断症状」です。
禁煙によって体内の「ニコチン濃度」が低下するために、イライラしたり、「頭痛」などの症状が現れるのです。
そこで、喫煙とは別の形でニコチンを体内に取り入れる治療法が行われます。
それが、『ニコチン置換療法』です。
ニコチンパッチやニコチンガムで少量のニコチンを体内に取り込みながら、
慣れてきたらニコチンの量を少しずつ減らしていき、最終的には禁煙を目指す方法です。
こうして禁断症状を抑えることでストレスを緩和しながら減煙していきます。
完全に禁煙してからのニコチン置換療法中で禁断症状の続く、離脱期間は人によって多少異なりますが、
短い人で4~5日、長い人で10~14日といわれています。