イワシペプチド
(サーデンペプチド)
『イワシペプチド(サーデンペプチド)』は、体内に吸収されやすく血圧を下げる効果があると言われていて、 血圧が気になる人へのサプリメントなどに配合されています。錠剤や粉末、ドリンクなど様々なものが販売されています。 また、一部の商品で、「血圧が高めの方に適した食品」などの特定保健用食品(トクホ)の表示が認められています。 高血圧をそのままにしておくと、脳や心臓の病気に進展する可能性が高くなります。 イワシから作ったイワシペプチド(サーデンペプチド)で血圧を管理しましょう。 イワシが原料だから、安心・安全!
■「イワシペプチド(サーデンペプチド)」とは?
血圧が高めの方におすすめの成分
血中の「アンジオテンシンT」に悪玉酵素「ACE」が悪さをして、血圧上昇のもと「アンジオテンシンU」 に変えてしまうことで血圧は上昇します。そこでACEに立ち向かうのが 『イワシペプチド(サーデンペプチド)』。 「イワシペプチド(サーデンペプチド)」は、ACEの邪魔をして「アンジオテンシンU」つまり血圧上昇の元が作られるのを阻害してくれます。 もちろん、薬ではありませんので即効性はありませんが、血圧を穏やかに下げていきます。
「イワシペプチド(サーデンペプチド)」とは、イワシのたんぱく質を細かく分解し、ペプチドの状態にしたもので、 めの血圧を穏やかに下げることが、臨床試験によってわかりました。 イワシには、DHA、EPAが豊富に含まれ、健康によい魚としてよく知られていますが、 残念ながらイワシを直接食べた場合には、生体内の消化酵素により消化されすぎてしまい、 その優良効果が発揮されにくいのが現実です。 血圧降下作用を期待する場合には、その手前の「ペプチド結合」の状態が最もよい状態とされています。
そこで、イワシのたんぱく質を消化の手前の「ペプチド」の状態にまで加工し、 そのまま体内に吸収されやすくしようと考えられたものが「イワシペプチド(サーデンペプチド)」です。 「イワシペプチド」は、イワシのたんぱく部分だけを使用しアミノ酸結合2〜3個の小さなペプチドが主体なので、 生体内消化酵素で分解されにくく腸管吸収に優れています。 「イワシペプチド」は、最終的にはからだをつくっているアミノ酸に分解されるので、 暮らしに取り入れやすく、「血圧が高めの方に適した食品」として、安心して摂取することができます。
さらにイワシペプチド(サーデンペプチド)は、食品として安全性が高く、血圧が高めの方はもちろん、 血圧が気になる方など広く一般の方にも飲んでいただけます。 なお、サーデンペプチドは、イワシのタンパク質を分解したものですが、イワシを食べても、人間の消化器官で血圧降下作用のある ペプチドはほとんど作られないため、残念ながら効果は得られません。
●「ペプチド」とは?
「ペプチド」とは、たんぱく質の元となる複数のアミノ酸が結合したものです。 肉や魚、大豆、卵などに含まれているたんぱく質は、筋肉や血液を作るうえで欠かすことのできない栄養素ですが、 たんぱく質は、実は20種類ほどのアミノ酸で形作られている複雑な物質であり、 そのままでは消化吸収することができません。したがって通常は、消化管の消化酵素によってアミノ酸に分解してから、 小腸で取り入れています。
「ペプチド」とは、上記のようなたんぱく質を分解する過程で生成される、 「様々なアミノ酸が決まった順番で数個つながった状態の化合物の総称」のこといい、 1つのアミノ酸残基と次のそれの間の繋がりをアミド結合またはペプチド結合と呼びます。
アミノ酸の数によって、2個ならジペプチド、3個ならトリペプチドといい、2〜10個程度の少数ならオリゴペプチド、 10〜100個と多数ならポリペプチドといいます。たんぱく質は1または数個のポリペプチドからなり、 加水分解によりもとのアミノ酸が生成されます。