食物アレルギー

食物アレルギーは、子供に多いアレルギーです。


■症状と特徴

アレルゲンである食品の摂取後、短ければ数分、長いと数時間後に蕁麻疹や腹痛などの症状が起こります。 アレルギー体質の人では、湿疹などの症状が悪化し、時にアナフィラキシーショックを起こすこともあります。


■原因

アレルゲンである食品の摂取で起こります。アレルゲンとして多いのは卵、牛乳、大豆、、ピーナッツ、米、小麦粉、そばなど多数あり、人によって異なります。 今まで大丈夫でも、アレルゲンとして急に体が反応することもあります。


■治療

原因となった食品を摂るのをやめます。蕁麻疹など皮膚の症状にはステロイドの塗り薬、かゆみには抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の飲み薬で対処します。 日常生活では、食前に抗アレルギー薬を服用することで症状を防ぐ方法もあります。 子供の場合、何年か摂取をやめると、成長によって食べられることも多いようです。 食べるのを再開するかどうかは、負荷試験を行ってから決めます。