梅ウコン玉ネギの成分別効果・効能

■血液・血管の異変を退ける三大食品

高血圧は自覚症状があまり出ないものの、放置すると血管壁に大きな負担がかかり、重大な合併症を招く危険性が高くなります。 脳卒中（脳出血・脳梗塞）や心筋梗塞により、突然倒れて死に至る、または後遺症が残るケースも少なくないのです。 特に脳卒中と高血圧には、密接な関連があることが報告されています。血圧140を超えると、脳卒中の発症率は際立って上昇。 血圧180を超えると、130台と比較して発症率は約5倍に増幅します。 こうした非常事態を避けるには、血液をサラサラにして血圧を安定させ、血管も丈夫にすることが重要です。 そこで、最近注目されているのが「梅」「ウコン」「玉ネギ」。 血管を丈夫にし、血液をサラサラにする成分が豊富な代表的食品です。薬だけに頼りたくない方にはおすすめ。 その三大食品が一度に摂取できるのが、『梅ウコン玉ネギ』なのです。 全身の血行不良がもたらす日常の悩み、肩こり・頭痛・冷え・不眠までも解消してくれます。 高血圧の進行を食い止め、脳卒中などのリスクを低下させる梅ウコン玉ネギは、健康づくりの強い味方になるでしょう。

■血液・血管の特効食品①血管若返りに注目！玉ネギのケルセチン

血管が柔らかく詰まりにくくなる

玉ネギの色素成分である 『ケルセチン』には、優れた血管若返り作用がある。2012年に発表されたこの報告以降、玉ネギは秀逸な健康野菜として ますます脚光を集めています。こういう血管の若返りとは、血管内皮（血液と触れる内側の細胞の働き）の機能を高める働きのこと。 それによって、血管の柔らかさや、詰まりにくさが改善されるのです。 研究報告によると、玉ネギのケルセチンを4週間摂取した後、 血管年齢が10～20歳以上若返ったことが示されました。同様の作用を持つ薬なみの効能が明らかになったのです。 ケルセチンが血管の若返りを促す作用としては、高い 抗酸化力が注目されています。 血管内皮の衰えを招く元凶である、 活性酸素を取り除いて、 しなやかで詰まりにくい血管を再生するわけです。こうして血管の弾力が増せば、血液はサラサラと流れて、 高血圧の改善にも結び付くことになるでしょう。