高血圧症対策に『カリウム』
『カリウム』は、ミネラルの一種で、ナトリウムと共に体の水分バランスを調節し、 体内の老廃物の除去を助けたり、神経、筋肉、心臓等の活動を維持する働きをする、体にとって必須の成分です。 カリウムが欠乏すると、疲労感、無気力感、むくみ等の症状が現れるといわれています。 近年、食の欧米化にともなって、現代人はナトリウム(塩分)を摂りすぎる傾向にあり、 カリウムは不足しがちなミネラルとして、重要性が見直されるようになりました。 特に、カリウムは余分な塩分を排出してくれる重要なミネラルなので、 高血圧にはカリウムを多く含む食材を摂ることが大切です。
■カリウム
ミネラルはビタミン同様生命を維持していくための必須栄養素です。体の組織つくりなどに重要な役割を持っています。 カリウムは体内の塩分(ナトリウム)や水分バランスを保つために重要な役割を果たす人気のミネラルです。 神経の興奮や心筋(心臓の筋肉)の働きを助ける、生命活動の維持調節に重要な電解質のひとつです。 多くの酵素を活性化させることで、筋肉のエネルギー代謝を助け、神経伝達、筋肉の収縮などを助ける働きがあります。 また血圧を正常に保つ働きもあります。カリウムが不足すると脱力によるだるさを引き起こすといわれています。 夏バテもカリウム不足の原因の一つといわれています。
生活習慣が気になる方はもちろん、運動をして汗をかきやすい方や、コーヒーをたくさん飲む習慣のある方には、 積極的な補給がおすすめです。立ち仕事や長時間同じ姿勢のままでいることが多い方からも人気を集めていて、 美容面やダイエットなど、多方面で役立てられている必須ミネラルです。