こんにゃく食品【メタボリックシンドローム対策・ダイエットに】
『こんにゃく』は、低カロリーで食物繊維が豊富な食品で、 コレステロールや血糖値の低下、便秘の予防などが期待でき、 メタボリックシンドローム対策やダイエットをしている方、糖尿病の方に適しています。
■こんにゃく
「こんにゃく」は100g当たり6kcalの低カロリー食品
『こんにゃく』は、100g当たり6kcalの低カロリー食品で、グルコマンナンやカルシウム、 カリウム亜鉛などのミネラル成分が含まれています。 こんにゃくの主成分は、「グルコマンナン」という「水溶性食物繊維」で、 水溶性食物繊維は、体内で膨らむことによって食物のカサが増え、少量でも満腹感が得られます。 また、こんにゃくは、粘り気が増し、内容物の胃内滞留時間を長くなることによって満足感が長く続くので、 食物の過剰摂取を抑制して肥満を防止する効果もあります。 さらに、高い粘性を有する水溶性食物繊維は、小腸からの脂質の拡散を抑制して吸収を抑えます。
こんにゃくの栄養価という点から言えば無機質の中でも最も多い「カルシウム」が取り上げられます。 こんにゃくのカルシウムは結合が緩やかで,遊離しやすいことがわかっています。 殊に塩酸や酢酸溶液には容易に溶出してきます。 胃には塩酸が分泌されており、歯で細かくされたこんにゃくは胃でもまれながら 胃酸に接触してカルシウムが溶け出し、それが小腸から吸収利用されます。 これがこんにゃくの栄養素であり、「アルカリ性食品」に属する理由です。
このようにこんにゃくは、低カロリーで食物繊維が豊富なので、コレステロールや血糖値の低下、 便秘の予防などが期待でき、ダイエットをしている方や糖尿病の方、便秘で悩んでいる方 に適している健康食品です。 しかし、ダイエットのためといってもこんにゃくばかり食べていては,栄養失調になってしまうので、 同時にタンパク質性食品、野菜、果物を取り合わせることが大切です。