『ケール青汁』
高血圧予防改善・血糖値上昇抑制・コレステロール対策に
『ケール』は現代人の食生活に不足しがちな、食物繊維はもちろん、 カロチン・カルシウム・鉄・リンなどのビタミン・ミネラル類も豊富に含み、 高血圧の予防や改善効果があり、血糖値の上昇を抑制します。血管の損傷を防ぐ効果もあります。 よく血中コレステロール値という言葉を耳にしますが、この値が高いと血液がどろどろになるため、脳血栓や心筋梗塞のリスクが出てきます。 ケールには、この血中コレステロール値も下げる効果がありますから、生活習慣病の予防・改善にも役立ちます。
■ケール
野菜不足解消に「ケール」!
『ケール』はアブラナ科の野菜で南フランスを原産地とするキャベツやブロッコリーの原種にあたる植物で、 欧米ではロールキャベツなど、食用として古くから利用されてきました。 ケールは現代人の食生活に不足しがちな、食物繊維はもちろん、カロチン・ビタミンC・葉酸・カルシウム・鉄・ リンなどのビタミン・ミネラル類も豊富に含んでおり、トマトやピーマン、ほうれん草などの緑黄色野菜と比べて ビタミンB群やカリウムを含むビタミンやミネラルなどの栄養価が高いことが特徴です。 特にケールに含まれるビタミンAはキャベツの約200倍にもなります。 また、野菜類では群を抜いてビタミンEの含有量が多く、さらにナトリウムの排泄に大切な働きをする カリウムも多く含まれています。ケールにはカロチンが多いため、ビタミンAの効果が強く、 目の健康維持や抗酸化作用、免疫力の向上や整腸作用などの働きがあります。 ケールはこのように非常に栄養価が優れていることから「スーパー野菜」ともいわれています。
厚生労働省が推奨する「健康日本21」では、健康のため野菜は1日350g以上、うち緑黄色野菜は120g以上食べることを奨めています。 しかし、欧米型の肉食偏向・偏食が多い現代生活ではこの量をクリアーするのは容易ではありません。 成人1人当たりの野菜の平均摂取量は約270gと、目標を大きく下回っているのが現状です。 ケールには、現代人の食生活で不足しがちなビタミン・ミネラル・食物繊維がバランスよく含まれており、 含有量も他の野菜に比べ、優れているといえます。ケールは現代人の食生活に不足しがちな栄養成分を補い、 健康維持や栄養補給に理想的な健康野菜です。
しかし、ケールのの独特な味のクセにより、現在日本では野菜としてはほとんど食べられていおらず、 ほとんどが「青汁」として飲まれています。ただ、青汁と飲む場合でも非常に飲みにくいことから、 現在、ケールを粒状や顆粒状にした製品や、他の成分を加えて飲みやすくした製品が数多く販売されています。