高LDLコレステロール・高中性脂肪対策に『玉ネギ氷』
辛み成分が脂質吸収を低下させ、悪玉コレステロール、中性脂肪解消!医師も絶賛する『玉ネギ氷』
■玉ネギの効果・効能
『玉ネギ氷』は、料理研究家・管理栄養士の村上洋子さんが考案された玉ネギレシピです。 玉ネギの有効成分は実に豊富で、 血液・血管系の病気の予防、改善に大いに役立ちます。 玉ネギの有効性は数ある臨床試験で確認されており、古くは1997年、インドで行われた試験が有名です。 試験では、100人を対象に、生のタマネギジュースを摂ってもらいました。 すると、血中コレステロールの上昇や血液凝固が抑えられるとわかったのです。 こうした作用を担うものとして、まず、玉ネギの辛み成分「イソアリイン」が挙げられます。 専門的な話になりますが、イソアリインの特徴の一つとして、小腸の細胞膜にある、脂質の吸収を促進する 「ニーマンピックシーワンエルワン(NPC1L1)」というトランスポーターに作用し、 脂質の吸収を低下させていると考えられています。 こうしたイソアリインの作用によって、ドロドロ血液をきれいにしたり、血液の汚れを未然に防ぐことができるのです。 血液がきれいになれば、血栓の形成や血管の詰まりも阻止。血液・血管系の重篤な病気である心筋梗塞や脳卒中を予防することが可能になるのです。
●動脈硬化を未然に防ぐ
また、「グルタチオン酸」という成分の抗酸化力も特筆すべきでしょう。 呼吸によって体内に取り入れられた酸素の一部は、体内で活性酸素という物質に変わり、体の酸化を促進します。 加えて、食物中に含まれる不飽和脂肪酸や、血液中の悪玉コレステロールが活性酸素と反応すると、 過酸化脂質に変質。過酸化脂質は血管壁に付着しやすく、血流を悪くしたり、血管壁が脆くなる原因になるのです。 その結果、動脈硬化の引き金ともなるのです。その点、グルタチオン酸は高い抗酸化力を有しており、 体内の活性酸素を除去、血流を促進し、しなやかな血管壁を作り、動脈硬化を未然に防ぐことができるのです。 その他にも、加熱することで生まれる「セパエン」という成分も、悪玉コレステロールや中性脂肪を下げ、 血栓を溶かすことが確認されています。
このように、玉ネギは血液・血管系の症状の予防、改善に最適の食材であり、こうした薬効を余すことなく、 かつ美味しく摂れる玉ネギ氷を、ぜひ毎日の食事に加えてみてください。