高LDLコレステロール・高中性脂肪対策に『黒豆』

良質のタンパク質や脂質が豊富!悪玉コレステロールを抑えて肥満を防ぐ『黒豆


■黒豆の効能

ダイエットに優れた効果を発揮する黒豆

黒豆は、肥満を防止しコレステロールの増加を抑制、血管のサビつきを防ぐなど、さまざまな成人病の原因を取り除く効果を 持っています。肥満は何よりも糖尿病の大敵です。食事で摂取したエネルギーが使われずに余ってしまうと、 脂肪となって肥満細胞に蓄えられますが、脂肪でいっぱいに膨らんだ脂肪細胞では、インスリンの働きが低下。 Ⅱ型糖尿病の進行の原因となります。黒豆は、こうした肥満の解消に効果を発揮する食べ物です。 黒豆には代謝性ビタミンと呼ばれる ビタミンB群 が豊富に含まれており、糖質、脂質、たんぱく質などの代謝を促して、エネルギーとして燃焼させるからです。 また、黒豆には 水溶性の食物繊維 も豊富に含まれ、糖尿病を進行させる膵臓の負担を緩和します。 食物繊維は摂取された食物の消化吸収を遅らせるので、食後の血糖値の上昇もゆっくりになります。 そのおかげで、膵臓でのインスリン(血糖を処理するホルモン)の分泌も急がずに済むこととなり、膵臓の負担が軽減されるのです。 糖尿病は膵臓のインスリン分泌能力が低下することで進行するのですが、 黒豆酢 はその原因となる膵臓の働き過ぎを助けてくれるわけです。


●高脂血症の改善や若返りにも有効

大豆は「畑の肉」といわれるほど、良質のタンパク質や脂質が豊富ですが、黒豆はこの大豆の一種です。 そこに含まれる脂質のリノール酸は、余分なコレステロールを取り除く働きに優れています。 また、リン脂質の レシチンは、 善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減少させるので、高脂血症の改善にも役立ちます。 女性の更年期障害の症状を緩和する イソフラボン も大豆ならではの成分です。さらに黒豆の色素である アントシアニン という抗酸化物質は、活性酸素を除去して、動脈硬化や高血圧の要因となる過酸化脂質の発生の根元を除きます。 その上、こうしたアントシアニンの抗酸化作用は、細胞の老化を防いでくれるので、シミやシワも改善され、 肌も若々しさを取り戻すなど、美容効果を期待できます。


●黒豆ポリフェノール

悪玉コレステロール・中性脂肪・血糖値を上昇させる内臓脂肪が「黒豆ポリフェノール」で退散!
8週間の摂取で肥満者の腹・尻が縮小!

内臓の隙間にたまる「内臓脂肪」は、血糖値・悪玉コレステロール・中性脂肪を連鎖的に上昇させる元凶となります。 内臓脂肪はインスリン(血糖値を下げるホルモン)の効き目を悪くする物質を分泌することから、高血糖が徐々に悪化。 高血糖とは、体のエネルギー源(ブドウ糖)がうまく使われていない状態を意味します。 そのため、悪玉コレステロールや中性脂肪の代謝も低くして、脂質異常症を招くことに。 このときに体内では、増えすぎた中性脂肪を分解するための酸が盛んに作られます。 ところが、この酸はインスリンの働きを妨げるため、糖尿病がますます進行。 内臓脂肪の増加から、病気の悪循環がスタートするわけです (メタボリックシンドローム)。

この厄介な内臓脂肪を解消する優秀食品として、最近の学会発表で高く評価されているのが、ズバリ『黒豆』なのです。 報告によれば、軽度の肥満者40名(40~65歳)が、黒豆ポリフェノールを8週間摂取したところ、 お腹・お尻回りのサイズが縮小したと判明。この時同時に、中性脂肪の数値も減少していました。 動物実験ではなく、肥満者を対象としたテストでこうしたデータが確認されたことは、大いに意味があると言えます。 その減量効果の理由としては、黒豆ポリフェノールが脂肪組織における熱生産性を増強し、 脂肪の燃焼を促すということが現在考えられています。 内臓脂肪の蓄積から始まる、血糖値・悪玉コレステロール・中性脂肪の上昇という病気の悪循環から脱出するうえで、 黒豆の効用は注目度大。もちろん、発酵黒前エキスを飲用することで、この貴重なポリフェノールは余すことなく、体内に摂取できます。