【質問】お風呂に入ると寝つきはよくなりますか?



【答】

寝つきをよくすることを考えると、熱いお風呂(42℃以上)は、少々考えもの。 体を興奮状態にする交感神経が刺激されることで、体温を下げて眠気を誘うメラトニンの働きが妨げられるからです。 勧められるのは、ぬるめの風呂(38~40℃)に20分程度浸かること。 そして、入浴後1~2時間して汗がすっかり引いたころ、つまり体温が下がってきたタイミングで布団に入るようにします。 あまり、長風呂をすると、体温が下がるまでに時間がかかるので気を付けたいものです。 高齢の方でも意外に多いのですが、熱い風呂が好みであれば、夕食の前の早い時間に入ることが勧められます。