【質問】自分の睡眠の問題点を知る方法はありますか?



【答】

ご自分の睡眠のペースが目で見てわかる「スイミンダイアリー」をつけてみることをお勧めします。 布団に入った時刻・寝付いた時刻のほか、食事や飲酒の時間、朝の熟睡間などもメモしておけば、 どんな時間に飲食をすると睡眠が妨げられるかが分かってきます。 早くに布団に入ったのに30分以上寝付けない、または目覚めても30分以上布団から出られないなら、 就寝時間をその分遅くする(起床時間は変えない)とよいでしょう。 昼寝を1時間以上しているようなら、30分以下に抑えると夜の睡眠の質が高まります。

このようにご自分の睡眠の現状を自覚して、改善したいポイントを浮かび上がらせるために、 スイミンダイアリーは大いに役立ちます。 なお、質の良い睡眠時間がとれているかどうかの目安は、睡眠時間が床上時間(布団に入っている時間)の9割以上であること。 たとえば、睡眠時間が7時間(420分)なら、布団に入って寝付くまでの時間と、目覚めて布団を出る時間の合計が、 約40分以内になるとよいのです。スッと寝付いて、パッと気持ちよく起きることが数字で示されるわけです。