降圧剤(薬)をやめる⑥「30分散歩」
20年近く飲み続けた降圧剤をやめたら血圧が下がった!!
頭痛も起こらず快適!
ここでは、降圧剤(薬)をやめる方法として、「30分散歩」をご紹介します。
■薬を飲んでいた時より血圧は低い
私が降圧剤を飲み始めたのは、40代後半のことでした。職場の健康診断で血圧が高いと指摘され、 相談した医師から「降圧剤を飲んだ方がいいですよ」と勧められて、飲み始めたのです。 以来、60代の終わりまで、20年近く降圧剤を飲み続けたことになります。 最初の血圧がどれくらいあったか、もはや覚えていないくらいです。 私の血圧は、降圧剤をこうして長年飲んでいても、やや高いままでした。 最大血圧が150ミリ程度、最小血圧が85~90ミリあったのです。
そんな私に、降圧剤をやめてみたらどうかと勧めてくれたのは、私が月1回定期的に検診をお願いしている診療所の、 松本光正先生でした。松本先生に私が初めて診てもらったのは、いまから4年くらい前のことです。 それまでは別の先生に診てもらっていましたが、担当医が松本先生に替わった時、そうした提案をしてくれたのです。 ですが私は、すぐに降圧剤をやめることはできませんでした。というのも、私はかなり心配性なので、 長年飲んでいる降圧剤を飲むのを急にやめることには、かなり不安があったからです。
その後、松本先生がお書きになった高血圧の本も読みました。降圧剤で無理に血圧を下げると、脳梗塞が起こりやすくなる
という話も知りました。それはそれで怖い話です。そんなわけで、松本先生と相談して、降圧剤を飲むのをやめてみることに
したのが、今から3年ほど前のことです。
それ以降、降圧剤を一切飲んでいません。薬をやめたら血圧が上がったかというと、逆でした。
現在の血圧は、最大血圧が140ミリを切るくらいで、最小血圧も85ミリ弱前後。
つまり、降圧剤を長年飲んでいた時よりも、やや低くなっているくらいです。