糖尿病の食事療法「血糖値を下げる4種野菜のスープ」
『4種野菜のスープ』を飲んで薬でも下がらなかったしぶとい高血糖が短期間で大幅下降!! 4つの野菜の効果が相乗して血糖値を下げる「4種野菜スープ」の作り方とポイント。
■「4種野菜のスープ」食事療法体験談
●4種類の野菜をただ煮込むだけ
私の義母が血糖値を気にするようになったのは、70歳を過ぎてからのこと。 彼女の持病である高血圧で病院にかかっていた時に、検査で血糖値が高いと判明したのです。 確かに義母の家系には糖尿病の人が多く、妻とも「気を付けなければいけない」と話してはいました。 しかし、その時は、本人もさしたる自覚症状を感じていなかったので、まさかと思いました。 義母は、血糖値を下げる薬を出してもらうようになり、1日3回飲んでいました。 しかし、数年経っても血糖値は下がらず、最高で270まで上がってしまったのです。 お医者さんでは、もっと運動をするように勧められましたが、義母の年齢でできる運動といったら散歩くらいのもの。 さらに普段から達者で、どちらかというと活発に動き回る方なので、これ以上体を動かすことも難しいだろうと思っていました。 「こんなに薬を飲んでいるのにどうして血糖値は下がらないんだろう、薬漬けみたいでイヤだ」とコボす義母を見かね、 他に良い方法はないものか、思案する日々が数年間続きました。
義母が80歳になったころ、私の治療院に来てくださる知人が教えてくれたのが、 「4種類の野菜を煮込んだスープ」でした。 知人は「糖尿病に効果があるから是非お母さんに飲んでもらいたい」といってくれ、 義母も「これで薬の量を減らせるなら」と試してみることに。 材料は、ニンジン、カボチャ、タマネギ、キャベツと、どれも身近な野菜ばかり。 さらに具は濾してしまい、野菜のエキスだけを飲むといいます。 作り方も簡単なので、これなら、義母も無理なく続けられるのではないかと思いました。 そこで義母は、数日分を作り置きすることを朝の日課として、飲用を開始しました。
調味料を一切入れない、野菜をひたすら煮込んだだけのスープで、煮ている最中は独特の匂いが立ち込めます。 スープの色は、ニンジンとカボチャから出たであろう、濃い黄色。 4種類の野菜の栄養が、いかにも詰まっていそうな雰囲気です。 甘みの強い野菜ばかりで作ったスープなので、調味料を入れてなくても、十分おいしく飲むことができます。 ただ、温かいままだと、匂いが気になってちょっと飲みづらいという方もいらっしゃるかもしれません。 義母も最初は薬だと思って、飲むときに目をつぶっていたくらいでした。 それでも、冷やすと匂いは気にならなくなります。近くに住んでいる私ら夫婦も飲んでいましたが、 スッキリとして口当たりはよかったです。
■飲用開始1年ほどで血糖値が半減した
飲用を始めて一か月後の健診で、早くも効果が出て、義母の血糖値は下がりだしていました。
これには義母も気をよくして、「結果がすぐに出たからうれしい、これからもずっと続けたい」と言っていました。
事実、毎月の健診ごとに血糖値は下がっていき、毎日3回飲んでいた薬を1回に減らすことができました。
そして、1年足らずで血糖値は120まで下がって安定。あれだけ下がらなかった血糖値の急降下ぶりに、義母はもちろん、
医師もとても驚いていました。正常値まであと一歩という感じではありますが、いい結果ではないかと思います。
義母は、三食しっかりご飯を食べる人で、野菜スープは食前1時間半ほど前にコップに1杯飲むようにしていただけ。
特別な食事制限は、全くしていません。それでも、これだけの結果が出たのですから、やはりこの野菜スープの威力はすごい、と感心しました。