糖質制限食の例①「しらたきアジア麺」

2ヶ月で5kg減量した料理『しらたきアジア麺』。 野菜がたっぷりで低カロリー、低糖質です。


■東南アジアの調味料でしらたきが麺に変身

しらたきを麺の代わりに用いて、糖質とカロリーを減らすことは妻のアイデアでした。 いろいろ試して、汁物の温かい面より、焼きそば風にした方が麺の食感に近いことがわかりました。 さらに味付けも工夫しました。私の生まれた青森県黒石市は焼きそばで有名な街の一つで、B-1グランプリで上位に入ったことも あります。黒石焼きそばの味付けはウスターソース。そこでまず、しらたき麺をウスターソースで味付けしてみました。 これはこれで美味しいのですが、妻はさらなる試行錯誤を続けました。 そして完成したのが『しらたきアジア麺』です。 最近ではタイやインドネシア、ベトナムの調味料が手軽に手に入るようになりました。 いわゆるエスニック料理と呼ばれるものの一つですが、この東南アジアの調味料が、しらたき麺によく合うのです。 焼きそばですから、具に野菜やキノコをたっぷり入れればヘルシーですし、カロリーもほとんど増えません。 ただ、旨みが出るので、肉か魚はどうしても入れたいものです。 そこでお勧めなのが、さつま揚げ。東南アジアの麺料理には魚のすり身が入っていて、麺とよく合います。 その代用にさつま揚げを用いるのです。肉よりも低カロリーで、より東南アジア風になります。

私はこの味がすっかり気に入って、ダイエットを始めた最初の2ヶ月は、朝食(我が家は1日2食)に、こればかり食べていました。 その結果、2ヶ月で5kg痩せることができ、血糖値も正常値まで下がったのです。 ただ、しらたきは中華麺に比べると高いのがネックです。そこで業務用スーパーで、1kg入りの特用袋を買い、 家計の出費を抑えることにしました。


■ソース味、醤油味、塩味でもおいしく作れる

地方に業務用スーパーがあるのかどうかわかりませんが、しらたきを安く購入することも、このダイエットを長く続けるコツ といえるでしょう。東南アジアの調味料も、地域によっては入手困難かもしれません。 しかし焼きそばが好きな人なら、ソース味でも、醤油味でも、塩味でも、美味しく作れますので、試してほしいと思います。
作り方のコツは、しらたきを下ゆでして、臭みと水分を取ること。その結果、しらたきをフライパンでからいりして、 さらに水分をしっかり飛ばすことです。それによって、より麺に近い食感が楽しめます。 美味しく食べながら、糖質制限ダイエットを成功させてください。