>

ダイエットを成功させる秘訣
『記録をつけよう!!』

ダイエットを成功させる秘訣は、太る原因を知ること。 そのためには、記録を付けて肥満に繋がる行動パターンを改善することです。


■「ダイエットを成功させる秘訣」は4つ

▼減量目標値を設定する
ダイエットを成功させるには、無理のない減量目標を立て、食事制限と運動を行いながら、その成果をチェックすることがポイントです。 急激に減量するのではなく、
「1日平均50g」ずつ、ゆっくり減らすことがポイントです。そして
「現在の体重の5~10%減量」を目標にします。
1日50g減量するには、通常、夕食の摂取エネルギー量から、目安としてごはん1杯分(200g)に当たる 「約300kcal」を減らし、毎日1万歩歩くことが必要です。 食事制限だけでも内臓周辺の脂肪は減っていきます。 しかしそれでは筋肉が衰えてしまうので、健康的に減量するために、必ず運動も行います。

▼記録を付ける
記録を付け自分を客観的に分析して、太る原因を知り、肥満に繋がる行動パターンを改善します。
体重、体脂肪量(体脂肪量=体重×体脂肪率÷100)、腹囲、歩数などを記録します。
「何を」「どのくらい」食べたか、
「誰と」「どんな気分で」食べたかなども記録するとよいでしょう。
すると、自分で気付いていなかった、肥満に繋がる行動パターンが見えてきます。 その行動パターンを変えていくことで、太りやすい生活習慣を改善することができます。

▼食事に気を付ける
食事は低エネルギーに抑え、栄養バランスのよいものを摂りましょう。
「入院時」のような低エネルギーで栄養バランスの取れた食事が理想的ですが、 それを実践することが難しい場合、ダイエット用や糖尿病用の 「宅配治療食(健康宅配食)」を利用するという方法もあります。 これらの宅配治療食は、栄養バランスがよく、1食のエネルギー量が主食を含めて500kcal前後に調整されているので、 適切な食事量や内容、調味などを知ることができ、便利です。1ヵ月程度続けてみるとよいでしょう。
また、毎食前にキャベツなどの生野菜をよく噛んで食べると、噛むことで脳の満腹中枢が刺激され、 30分~1時間程度は満腹感が持続、過食を防ぐことができます。 その間に、主食やおかずなどを食べれば、食事制限中でも、物足りなさを感じにくくなります。 食物繊維による便秘の解消効果や、ビタミンの摂取も期待できます。
【関連項目】:『食事制限~低カロリー食でダイエット~』

▼運動をする
運動はウォーキングなどの有酸素運動のほかに、腹筋運動などの 筋力トレーニングを行い、 基礎代謝量を上げたり、日常の活動量を増やします。 また、日常生活の中で、常に身体を動かすことを心がけることも必要です。
【関連項目】:『運動不足解消』