肝機能の改善に『肝解垂盆草』

不老不死の秘薬が作られたという仙人伝説の故郷「黄山」では、今でも100歳を超えても元気なお年寄りが多く、 その地域に伝わる神秘の野草が『垂盆草』です。 そして、その垂盆草を原料とするサプリメントを摂ったら、肝機能値が正常化し肝炎や脂肪肝から脱却したという人が大勢います。


■垂盆草とは?

紀元前から伝わる肝臓の名薬草

垂盆草は漢方の世界で大変に著名な薬草で、現在、中国では「GTP低下薬」と呼ばれて広く肝炎治療に 活用されています。その歴史は古く、紀元前2500年までさかのぼります。 中国医学の始祖として著名な紀元前の帝王、黄帝。黄帝は、仙人になるために、不老不死の霊薬を飲んだという言い伝えがあります。 そして、その霊薬が作られていた黄山の山中には、ある野草が自生していました。 それこそが、実は『垂盆草』だったのです。 不老不死の伝説が残る黄山区の焦村という村では、現在でも、100歳を超えた多くのお年寄りが精力的に農作業などの労働を 行っています。年齢を感じさせず、心身ともに活き活きと日々を過ごされているお年寄りたちの健康の源・・・・・。 それは、この地域に自生する垂盆草を煎じた伝統食にあるのではないか、と考えられています。 実際、この地域に住む方々は、だるさやむくみなど、肝機能低下による悩みを持つ人が少ないといわれているのです。 このように地元では「肝臓によい」と経験的に親しまれてきた垂盆草ですが、全国的には長く馴染みのない野草でした。 ところが1970年代に入ると、数多くの病院や研究所機関で垂盆草の薬理・臨床研究がスタートします。 その結果、垂盆草には豊富な有効成分が含まれており、肝臓疾患の改善に役立つことがわかってきたのです。


●高肝機能値、脂肪肝の改善に大活躍

新中医学研究所所長で、漢方や薬草の研究に長年携われてる野村正和先生もまた、垂盆草の薬効に注目するお一人です。

「垂盆草を大いに評価したい点は、科学的な研究によって効能が実証されていることに他なりません。 特筆すべきはサルメントシンという成分で、この成分は肝臓の炎症を強力に抑え、 障害を受けた肝細胞の修復を促すことが判明しています」

こうした薬理研究を基に、現代でも垂盆草を肝臓病治療に使用する海外の病院は数多く、すでに1万人以上がC型肝炎を克服している といわれます。また日本でも、全国組織による【肝臓病患者さんの会】で活用され、高い評価を得ています。

「垂盆草の最大の特長は、臨床報告が実に盛んな点です。1~2ヶ月で70~80%の人のGTPを著しく下げた、という臨床報告もありますし、 私自身が行った肝機能試験でも有意義な結果を得ています。また、インターフェロンや抗ウィルス薬と併用しても問題なく、 むしろインターフェロンの副作用が軽減した例も少なくないのです。」

また、マウスを使った別の実験では、肝臓によいとされるウコンと田七人参、垂盆草の肝機能障害の予防効果を比較。 その結果、垂盆草にGTPの低下活性力が顕著に表れたの対して、ウコンや田七人参にはほとんど認められませんでした。 歴史的な経験と薬理・臨床研究に裏打ちされた垂盆草の薬効は、肝炎でお悩みの方にとって大きな福音となるでしょう。