骨形成に重要な成分

骨の形成に重要な働きをする成分の中で、一般的に知られ、市販のサプリメントなどにもよく使われている成分には 「カルシウム・ビタミンD・ビタミンK2・エストロゲン(イソフラボンで代用)」などがあります。


■下階層項目(骨形成に重要な成分)

カルシウム
骨粗鬆症の予防には、「カルシウム」の補給が肝心ですが、今の日本人の食生活では大幅に不足しています。 体の外から十分なカルシウムが補給されないと、血液中や細胞内のカルシウムが不足します。 すると、カルシウムのバランスを正常にしようとして、 カルシウムの大貯蔵庫ともいえる骨からカルシウムが溶け出すのです。 これによって、骨量不足が起こり骨がスカスカになり、「骨粗鬆症」を招くのです。
ビタミンD
「ビタミンD」は、カルシウムの吸収を助ける働きを持ち、骨を強くするのに重要な栄養素です。 食品から摂取するほか、日光に当たると体内で合成されます。

ビタミンK
「ビタミンK」には、骨にカルシウムが沈着するのを助ける働きがあります。

イソフラボン
女性ホルモンの一種「エストロゲン」は、骨代謝のコントロールに関わっています。 エストロゲンの分泌が激減する閉経後は、骨代謝に影響が出て、骨の破壊が進みます。 イソフラボンやプエラリアは、エストロゲンに似た構造を持っており、 エストロゲンの代用物質として有効です。